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たからの持ちぐされ 

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Comments

たからぽん@ ありがのー。 国連の方針がよく変わるのにはまいっちゃ…
ToneHide@ たからぽん、かっこいい! いやー、優秀な人にはさすが旬なお仕事が…
たからぽん@ Re:ちなみに(08/31) 猪! 本気で突進してそうだね・・・。 …
applemango55@ ちなみに 東京でも狸が出るんですねー。 今回山…
たからぽん@ やっぱ出るのかな? シッポが立派でふかふかしているんだよね…
2005.06.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
アメリカ人女性で(40代後半くらいかな)、NY州弁護士試験の勉強をしている人と知り合いになった。黒人(と呼んでいいのだろうか。。)の人で、若いとき(ロースクール卒業時)にメリーランド州の弁護士試験を受けたが、落ちてしまって、それ以来数十年、まったく法律の勉強をせずきたと言う。

でも、じゃあ、なぜこの期に及んで?というような主旨の質問をしたら、「NYに行きたい(住みたい)から。」という答えが返ってきた。
NYで生計を立てたいから、わざわざ勉強を始めて、転職を図り、引越しをしていく、という発想が私にはアメリカンに見えた。

普通、ある程度の年になるとそこまで猛烈に勉強しようなんて思わなくなる気がする。またずっと働いてきたのであれば、それなりに今の仕事でのキャリアもあろう。(事務職には事務職としてのキャリアがあろうと思うし。)
それをなげうって、受かるかどうかも分からないものにチャレンジする(NY州の試験の方がメリーランド州の試験より、格段に難しいとも言われている。)、しかもそれを職場や家族といった周りの人達も決して馬鹿にせず、驚かず、大事(おおごと)とも受け止めず、「あ、そうなんだ。ふーん。頑張ってね。」とさっくり流れていくところが、私には異文化に映った。

いくつになっても、「にぎやかな街に住んでみたくなった=NYに行こうかな」、から始まって、「じゃあ、自分はどうやって頑張ってNYに行くか、生計を立てていくか、」という発想になり、逆算で今頑張っている、というのは、私には新鮮だった。
これぞアメリカンドリームの国、と少し驚いてしまった。

わたしがもし、日本で一度仕事を辞めて、主婦になって、子育てをして、しばらくして、生活が落ち着き、時間もできた年になったとしよう。そのときに、「さて、そろそろ働き始めたいから、この資格を取って、この県に住むかな、」と考え、家族を説得し、隣の県に行くなんて、ことには、、ならないと思う。。

旅行の自由、住居の自由、職業選択の自由、学問の自由、、、、この人達はなんでそんなにまで自由にこだわり求めるのか、勿論理論では分かるが、感覚としては今までピンとこないでいた。が、彼女を見て、なんとなく、この人達には本当に、こういった自由が考え方の基本にあって、大事なことなのかもなあ、と思った。

見回してみると、そういうアメリカ人はすごく多い気がした。
やっぱりこの国は、まだまだアメリカンドリーマーが沢山いて、それを実現させてきた国なのかもしれない。。。





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Last updated  2005.06.17 13:15:11



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