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今日は出向後、初めて親元に戻る初出勤日だった。
早めに行こうと思い、余裕を持って家を出た、はずだったのに、乗った小田急線が遅延のため、ぎゅうぎゅう詰め。普通のラッシュ以上の詰め込み方でびっくり。たまたま流されて座席の前に立つことになっていたら、前のおばさまが降りることに。 ラッキー、座れた♪これは、いい兆候。と嬉しがっているうちに、電車は突然停車。 車内アナウンスで病人が出たとのこと。傾いた車両に300%くらいの乗客数がのっていてだんだん座っている人に上に立っている人たちが圧し掛かることに。。お互い「すみません。すみません。」といいながらも、立っている人も腕で支えられなくなり、座っている人にぎゅうぎゅうと乗っかってくることに。それでも電車は動かない。 隣のおじさんが、焦り始める。「緊急ボタンはないのか。」 これは下手をすると神戸の橋の上の圧死事件になりかねない。。隣のおじさんの前に立っていた御姉さんが膝を押されて痛かったらしく泣き出してしまった。 怖い。。 3年ぶりのラッシュで、久々とはいえ、これは異常である。 ほかの乗客の人が窓を叩いて駅員を呼ぶ。「こっちの車両でも具合悪い人が出たので、ドアを開けてくれ。」駅員は、「次の駅(下北沢)まで行っていただければ京王線に連絡できるので我慢してもらえないでしょうか。」と。 きれた乗客数名は、「人命の方が大事だろう。」「責任は俺らが取るから。」「開けろー。」とめいめいドアを叩いた。 地獄絵図である。。 結局、乗っていた車両だけ切り離され、ドアを開けることに。が、あまりに詰め込んで乗りすぎていたため、ドアが開かない。。 なんとか開いて流れるように人が出た。 が、その後の小田急の対応がまずかった。 病人を出したあと、「お気をつけて乗ってください。」とまた同じ人数乗せようとしたのである。。乗り切るまで出発せず。既に30分くらい同じ駅にいる。 さっさと出発させて、臨時便を出すなり何かすればいいのに。。と怒り出す乗客。 なんとか出発したものの、周りに立っている人のバックが方々から圧し掛かり重い。。 乗り換えて、ようやく大手町に到着した頃にはちょっと遅刻の時間。 落ち込みつつ、人事部に行くと、「あれ?あ、ごめん。言い忘れちゃった。発令は11時半からだから、早く来過ぎちゃったねえ。どっかで時間潰していてくれる?」と。。。 あのねえ。。言ってよねー。 とりあえず先に配属部署に行き、パソコン設定やペーパーワークを対応。 戻ったら、同日採用の人と異動の発令の私の合計二人が発令を受けることになっているらしく、もう一人は感慨無量、緊張と期待の面持ちで楽しそうだ。私は古巣に戻ってきただけなので、勝手知ったる我が家の気分である。先に通されていた私は、発令を受けるため、一度廊下に出て、人事部長が入室した後、名前を呼ばれて、部屋に入りなおした。非常に厳かなのだが、なぜか部長も担当者も私と目が合うと噴き出しそうだった。 いつの間に私はお笑いキャラになってしまったのか。。 3年ぶりの会社は、別の出向先にきたような新鮮な感じがした。 戻ってきたんだなあ。。夢が終わったような、現実の世界に戻ったような名残惜しさと、この日を覚悟していたので静かな気分で生活の移行を受け止めている自分と、いろいろ交じり合った気分での初日がスタートした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.15 12:36:24
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