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カテゴリ:キン肉マン
今週(2019年29号)にキン肉マンの読み切りが少年ジャンプに掲載された。これが大満足だったので、感想書いていきたい。
今回の主役はキン肉マンなのだろうが、事実上の主役はロビンマスクだ。 僕はロビンマスクという超人が大好きなので、ロビンが出ればそれでいいのだ。ヌイグルミとか、グッズも持ってるしな! さて、あらすじだけど、時系列は王位争奪戦の直後くらい。 キン肉星では大王に就任すると、超人レスラーを引退するという伝統があるらしく、我らがキン肉マンも引退をしなくちゃならなくなる。そこで、キン肉マンは引退セレモニーを国立競技場で行うことになるのだ。 儀式はつつがなくすすみ、正義超人10人ががテンカウントゴングを叩くことになる。 ラーメンマンやテリーマンは不満と寂しさを感じながらゴングを叩くが、問題児がやってくる。ウォーズマンだ。 ウォーズマンはベアクローでゴングを突き刺してしまう。言葉にはしないが、ウォーズマンの「キン肉マン、引退しちゃヤダ!」という不器用な気持ちの表れだ。 ウォーズマンの蛮行に騒然となる会場だが、ここに師匠のロビンマスクが登場する。てっきり諌めるのかと思いきや、ロビンは「こんなセレモニーなど認められるかー!」とゴングをぶち壊すのだ! そしてロビンは、引退の話なんて知らなかった、なんで事前に説明しないのかと激怒するのだ。 しかも、ロビンの仮面はキン肉マンとの初対決で破損した、あの仮面だ。この仮面でセレモニーに来るということは、もうセレモニーをぶち壊す気で会場に来ているということなのだ。 (2019年ジャンプ29号349ページより) キン肉マンや運命の五王子を別にすれば、王位争奪戦のMVPはロビンマスクかマンモスマンだろう。 どちらも全ての試合に出場、それぞれ勝ち星をあげている。特に、ロビンは五王子のうち、ビックボディを除く全員と対戦した経験があり、マリポーサを討ち取り、マンモスマンと刺し違えている。 キン肉マンチームの勲功第一というべきだし、キン肉マンはロビンがいなければ間違いなく王位に就けなかっただろう。だから、ロビンにはブチ切れる資格はある。 そして、キン肉マンの引退を許さないロビンとキン肉マンがリングの上で激突するのだ。 序盤はタワーブリッジ、キン肉バスターという技と技のぶつかり合い。 そして、終盤は拳と拳での殴り合いという、力対力の激突になる。そういえば、キン肉マンのアメリカ編でもロビンと対決してるが、このときもベアナックルでの殴り合いになった。なんとなく、そんなことを思い出した。 結末は……。まあ、今のシリーズでキン肉マンが普通に試合をしてることから分かるだろう。ロビンの肉体言語を通した説得により、とりあえずキン肉マンの引退は撤回されたのだ。 僕はキン肉マンをリアルタイムで読んでいた漫画世代ではなく、王位争奪編からアニメを見始めた世代である。前述した通り、王位争奪編はまさにロビンが最も輝いていた時期である。 そりゃ、ファンになるよ。だもんで、僕の一番好きな超人はロビンマスクなのだ。なので、ストーリーがどうとかはあんま関係なく、ロビンが活躍すれば満足という推しメンさえ活躍すればいいという、採点が非常に甘いところは正直言ってある。 ちょっとした突っ込見どころといえば、「ロビンと言えばリングの紳士。熱血漢のテリーならともかく、セレモニーをぶち壊すとか、無法なマネをするかな?」というところ。 だが、ご安心ください。 よく考えたらロビンが紳士的なのは王位争奪編だとか第一回超人オリンピックのときくらい。ヤサグレてアメリカ放浪してたりたか、弟子のウォーズマンに氷の精神を教え込んだり貴公子というか奇行子という一面や、熱い一面もあるから、そこまで不自然ではないかな。 ところで、このストーリーどこかで見たことがないかと言えば、実はある。 王位争奪編のあと、キン肉ハウス撤去に反対して立てこもってた正義超人全員とキン肉マンがスパーリングする話だ。図式としては、似たようなところがあるような気はしないでもない。 そうは言っても、面白いからまあいいや。 あと、ロビンマスクはいつ復活するのだろう…。 鳥取砂丘に消えてしまったが、そろそろ復活して欲しいよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.02 09:30:48
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