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2019.07.23
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カテゴリ:漫画
2年に1回くらいの周期で新刊が出ている『ヒストリエ』,ようやく新刊が出たので買ってきた。
最近は僕の中で唐突に訪れたアレクサンドロスブームなのでちょうどいいタイミングである。


ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC) [ 岩明 均 ]

表紙はライオンとそれに相対する後姿の青年という姿。てっきり,後姿の青年をアレクサンドロスだと思っていたが,もしかすると彼と顔が似ているパウサニアスかもしれない。

そんな『ヒストリエ』の11巻だけど,メインとなるべき人物はこのパウサニアスだ。
パウサニアスといえば,アレクサンドロスの父親であるフィリッポス2世を暗殺したマケドニア兵なのだが,この『ヒストリエ』の世界でもおおむねそんな立ち位置である。
なお,僕の知るパウサニアスについての知識は,英語版のWikipediaくらいの情報くらいしかないので,ほとんど知らないのだが,『ヒストリエ』の世界でのパウサニアスは大きく2つほど特徴がある。

1つは,アレクサンドロスと顔がそっくりだという,身体的特徴だ。
これはどうも史実っぽくないな,と思う。こんな話があれば,さすがに僕も知っていそうだから。
2つは,心がないわけではないにせよ,パウサニアスがあまり感情を見せないという点。


(84頁。パウサニアスはアレクサンドロスとそっくり。)

そんなパウサニアスだけど,獅子狩りに行った際,ライオンの色々な感情が混じったような顔を見て,気を取られたところを顔に重傷を負ってしまう。
明らかにアレクサンドロスと違う顔になってしまったので,今後は影武者もできないという感じだが,ずっとライオンの顔を心にひっかけている感じになる。

たぶん,フィリッポスが暗殺された動機については,パウサニアスがすぐ殺されてしまったためによくわかっていないのだが,この獅子狩りのときのエピソードを入れて,組み立てていくのかな,と思っている。
ちなみに,英語版Wikipediaでパウサニアスについての項目を読んでいくと,暗殺の動機は痴情のもつれだったんじゃないか説,裏でアレクサンドロスかオリンピアスが糸を引いていた説だとかいろいろ書かれている。
この『ヒストリエ』という漫画,史実に忠実なのかといえば決してそうじゃないのだけど,どうやってパウサニアスがフィリッポスを暗殺をするまで話を持っていくのか…。次もたぶん2年後くらいかなと思うと非常に気が長い話だ。

気が長い,といえばこの物語はいつごろ完結するのかな。
ようやく,オリンピアスが追放されるところまで話が進んだけれど,まだアレクサンドロスには東方遠征というビックイベントが控えている。わざわざバルシネを重大そうなキャラとして登場させているんだから,東方遠征はきっとやるだろう。
そして,わざわざエウメネウスを主役にしている以上,ディアドコイ戦争だってやりたい。
刊行スピードを早めてくれはしませんかな。





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最終更新日  2019.07.23 15:43:42
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