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2019.09.30
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カテゴリ:キン肉マン
2連続で祝日が続いたせいか、3週間もの休載だったキン肉マン、ようやく更新された。3週間も待たされただけに、295話「業火のスープレックス!!の巻』は中身の濃い内容になってる。

これまでのおさらいだけど、アリステラたちのツープラトンに苦しむブロッケンだが、起死回生の一撃でアンセンション・ギムレットを打ち破った。ここでソルジャーが、「よくやったぞ、ブロッケン」とリングインしてきたのが先週まで。

ソルジャーの体が輝いているのは、「火事場のクソ力」の元祖だという、「業火のクソ力」だ。
キン肉マンが、「久々に見た。あれが兄さんの…業火のクソ力!」というけれど、軽く25年くらいぶりなんじゃないですかね。もちろん、作中以外で見せてる可能性もあるけれど。
そんなソルジャーはスープレックスでアリステラを投げまくる。ここでサブタイトルの、「業火のスープレックス」を回収してるわけだね。

一方で、ここからアリステラの掘り下げも始まった。
簡単にまとめると、アリステラは幼いころはできそないだった。弟のディクシアは8600万パワーの超人強度に加え、変身能力まで持ってる。だが、兄のアリステラはたったの95万パワーしかないし、変身能力もないというのだ。


(295話16ページ。優秀な弟に劣等感を抱く幼いアリステラ)

まあ、95万パワーというとキン肉マンたち正義超人の平均値なのだけど、たしかに弟に比べると低い。
それでアリステラは皆んなに馬鹿にされ、弟こそが宗家の跡継ぎと見られるようになる…。
だが、アリステラは這い上がった。普通なら超人強度は生涯不変なのだが、アリステラは世にも珍しい、対戦相手に合わせて成長できる超人だったのだ!

正直言って、これはかなり熱い展開である。
下級戦士に生れながら宇宙最強にまで上り詰めたドラゴンボールの悟空とか、落ちこぼれから火影なったナルトだとか、少年漫画の主人公はその成長ぶりを強調するため、ドン底から上がっていくものだ。
前々から、「アリステラこそが主役じゃないのか?」と思わせるシーンはあったけれど、落ちこぼれから六鎗客の大将格にまで上り詰めたアリステラ。
幼いころの自信のない、劣等感を抱いた目のアリステラが今の傲然たる目の超人に育つまで、かなりの苦労があったろう…。

そういえば、僕ら似たような超人を知ってるはずだ。
幼いころ両親に捨てられ、ダメ超人と馬鹿にされながら、それでも正義のために戦った最強の正義超人を僕たちは知っているはずだ。そう、キン肉マンだ。
自分より遥かに優秀な兄弟がいる、という点でもキン肉マンとアリステラはよく似てる。
そして、アリステラもアリステラなりに、自分の正義のために戦ってるっぽい。

これも前々から指摘しているけど、最近のキン肉マンは思想と思想のぶつかり合いになってて、どうも敵役の方を憎めない。
かつてのキン肉マンでは悪役は悪役として振舞ってたから、そこは非常に分かりやすかった。少なくとも、普通の読者はキン肉マンに感情移入することはあったにせよ、悪虐の限りを尽くす残虐超人だとか悪魔超人に感情移入するなんてことはまずなかったろう。

これ以上、アリステラに悲しい過去だとか出てくるとなると、個人的にも簡単にソルジャーたちを応援できないなぁ…。





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最終更新日  2019.09.30 19:36:29
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