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カテゴリ:キン肉マン
敵方の大将格であったアリステラがもともとは落ちこぼれだったという,衝撃の過去が発表された前回に引き続き,296話「希望になった男‼」の感想を書いていこう。
今週の主な流れとしては,アリステラの掘り下げである。 試合展開としては,基本的にソルジャーとアリステラが組み合っている形が主である。 そんなアリステラの話によると,落ちこぼれだった自分の生い立ちだからこそ,「キン肉マンにはシンパシーを感じてしまう」とのことである。 ![]() (6ページ目より。シンパシーを感じる) 僕も先週,そんな感想を書いたけれど,まさにそうなんだよね。 少年漫画を読んでいても,主人公の成長というのは盛り上がるところである。主人公が勝ち続けるという無双系,なろう系と呼ばれる最近の流行りもその辺はわきまえているらしく,主人公のもつチートスキルには「食事をするだけで無限に強くなる」とか「相手の技を盗んで無限に強くなる」とか,そんなものが入れられていることが多いように思う。 ![]() (3ページ目。目には見えないメタモルフォーゼ) ここでアリステラの持つチートスキルが説明されたのだが、「目には見えないメタモルフォーゼ」というやつで,「戦った相手の力を取り込み強くなる」というものだという。そうすると,一応は変身能力であるみたい。 そうすると,メタモルフォーゼが解除されたら,アリステラはもとの95万パワーにまで落ちちゃうのか,そのあたりは疑問である。 ところで,アリステラの「戦えば戦うほど目には見えない変身ができる」お手軽な能力に思えるけど,弟のディクシアの方は戦うまでもなく,目で見るだけで鳥に変身したり,またキン肉マンが想像したカメハメに変身したりもしていた。 特にやべーのが,キン肉マンが想像しただけのカメハメに変身したというの。そんなことができるならもう1人のキン肉マンに変身したら絶対に勝てないやん,と思ったものである。 それと比べると,いちいち戦わないといけないアリステラの変身能力も万能ではないかもしれない。 色々あってけれど,最終的にはソルジャーがナパームストレッチを繰り出して今週は終わり。 セオリー的には,先に必殺技を出した方が不利になるので,ソルジャーのが試合的にはまずいのかもしれない。 いや,まだソルジャーにはマッスルスパーク・地があるのだという考え方はあるのかもしれないし,またブロッケンとのツープラトンもある。 アリステラの掘り下げが終わったところで,試合展開的には,そろそろ中盤といったところ。ソルジャー側の掘り下げも欲しいところなんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.07 12:57:16
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