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カテゴリ:キン肉マン
唐突に登場したサタン。なんかダサいので「来週になったら何事もなかったようにデザイン変っているんじゃないの?」と先週の感想で書いたけれど何事もなく,先週と同じ格好だった。
そんな今週のキン肉マンだけど,相変わらずサタンが大暴れしてる。 ソルジャーも重傷っぽいし,サタンとの連戦はきつそう。 思えば最近の正義超人って体力なさ過ぎじゃないですかね。今回のシリーズ,3連戦したマリキータマンを筆頭に六鎗客はけっこう連戦しているし,昭和のキン肉マンなんて1日のうちにスニゲーター,プラネットマン,アシュラマン,悪魔将軍と4連戦して4勝してたぞ。 昭和の話はおいておいて,そこにジャスティスマンが乱入。 数年ぶりのジャスティスマンだけど,サタン相手に「旧世代の遺物。なかでも最低の部類。」だとか「負の遺産」だのすさまじい罵倒を見せる。 ジャスティスマンさん,前シリーズではアシュラマンとテリーマンという強豪を相手に戦い,なお実力の全てを見せてくれなかったけど,こんな舌戦も強かったのね。 ![]() (306話17頁。黙れゴミ屑) 個人的には,「黙れゴミ屑」がお気に入り。あまり感情を込めず淡々と罵倒をする感じだけど,これはこれで味のあるマイクパフォーマンスをやりそう。 ただ,まぁ,そのなんですか。ここで出てきてもらっても,話の展開的にジャスティスマンは勝てるんですかね・・・? ここでジャスティスマンが勝ってしまうと,主人公であるキン肉マンの立場がないのである。ただ,ジャスティスマンには噛ませ犬役をして欲しくないなぁ・・・。 それから,疑問に思ったのがこれ。「罪人の子孫は罪人ではない」とジャスティスマンは言うのです。 ![]() (306話19頁。罪人の子は・・・?) これは当然のことを言っているように思えるが,ここにキン肉マン2世という問題作がある。 かつての日記で書いたけれどキン肉マン2世では激しく血統が重視されており,親が悪行超人だという理由でヒカルドはどうしても正義超人になれず,アシュラマンは「汚れた悪魔超人の血」とやらのせいで息子が悪行超人になる。 恐らく,この台詞はヒカルドあたりに聞かせてやると,感涙にむせぶのではあるまいか。 この辺は,過去にまとめた日記をリンク先から見て欲しい(『悪行超人の血統問題』)。 ![]() もともと,キン肉マンの世界観においては,仮にもともとが残虐超人だろうが悪魔超人だろうが,改心さえすればいつでも正義超人になれると設定だった。ある意味で,2世の血統を絶対視する時代こそが異端だったといえなくもないのだが・・・。 ![]() キン肉マン 69【電子書籍】[ ゆでたまご ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.27 17:50:18
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