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カテゴリ:キン肉マン
はたして,誰が予想しただろうか・・・。ネット世界ではサタンをネタキャラにする動きが活発化し,もうサタン様はどこか愛玩動物めいた人気を博するようになって来ている。
そんな予想外のキン肉マンだが,今週も元気に感想を書いていこう。 さて,先週はジャスティスマンがジャッジメント・ペナルティをサタンに放ったところで終わった。 キン肉マンという漫画は,確実にKOが宣言されるまでは安心できない漫画だ。この手の必殺技での続く,はあんまり信用できない。愛する友のまなざしが,倒れるたび傷つくたび俺を強くするのだから。 きっとサタンも,まだ奥の手があるのだろう・・・と思っていたが,特にも何もなかった。 サタンは体がバラバラになって戦闘不能になった。 ![]() そして,ジャスティスマンがいうには,なんか迫り来る危機とかいうのがあって,サタンよりヤバい敵がいるとかなんとか言う話がでて今週はおしまい。 説明ばかりであんまり語ることもない週だったので,オメガ六鎗客編について振り返ることにする。 ところで,このサタンの試合はいったい何だったんだろう? 必要だったかどうかというと,別に話の展開上,不要だったのではないかという気もする。別にジャスティスマンが出てこなくても,ソルジャーは真相を知っていたっぽいから,ソルジャーに説明して貰えばよかっただろう。また,黒幕であるサタンの登場も,いかにも唐突である。 色々考えてみるにつけ,オメガ六鎗客編はソルジャー対アリステラで終わってしまい,サタンはあくまでオマケということになろうか。 と,酷評しているようだが,正直言ってジャスティスマン対サタンの試合はベストバウトといってもいいくらい盛り上がったと思う。 なんといっても,六鎗客編は前作の完璧超人始祖たちとくらべてパワーダウンの印象は否めなかった。 序盤は正義超人たちも一軍ではなくてカナディアンマンだとかウルフマンといった二軍が戦うという形で始まったし,中盤で運命の王子たちが参戦して盛り上がってくるものの,どうしても六鎗客はザ・マンより弱いことが確定していた。 しかも,六鎗客は悪役(ヒール)ではなかった。六鎗客は下手すれば正義超人以上に友情パワーに溢れていて,正義超人が試合で勝つことによって問題はなにも解決しないのである。読者としても,単純に正義超人側を応援できず,もどかしい思いはあった。 なので,六鎗客編は始祖編よりいまいち盛り上がらなかったように思う。 とろころが,ここで出てきたのがサタンである。 強さについてはザ・マンより劣るとしても7人の悪魔超人編からの古参だし,誰がどう見てもヒールである。 そして,問題点(サタンの暗躍)についてはジャスティスマンが試合に勝つことで解決できる。なんとも単純な試合だし,読者としても普通にジャスティスマンの勝利を願えばよかった。 特に,当初は勝つか負けるか,全然読めなかっただけに非常に面白い試合だった。 次回シリーズは,敵が悪人で,試合に勝つことで問題点が解決するような単純な構造だといいなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.03.02 16:28:02
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