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カテゴリ:漫画
ついに10巻の大台に達した『はぐれアイドル地獄変』。
本作の表紙はけっこうセクシーなのが多いのだが,今回は露出度かなり控えめなので,未成年もレジに持って行きやすい。 はぐれアイドル地獄変 10【電子書籍】 本編に入る前に,もう1つ雑談を。 『はぐれアイドル地獄変』ですが,実写映画化が決定したそうです。 一瞬,「AVになるの?」と思った僕は心が汚れているのかもしれない。下手にアニメ化をするよりも,実写の方が海空の魅力が伝わるのかもしれない。2020年秋公開予定というが,これは楽しみである。 さて,本編だが2つの試合を見ていく。 1つは,主人公である海空とマリア・ルイーザ・リベイラの試合の話である。 過去の日記でも書いたけれど,このマリア・ルイーザ・リベイラの父親は容姿や経歴から見て,ヒクソン・グレイシーをモデルにしている。つまり,マリアは女版ヒクソン・グレイシーのような戦闘スタイルなわけだ。期待値は高まる,と言わなければならない。 試合は,一進一退の末,海空が覚醒して勝利。格闘技で言う,無拍子というか,ああいうやつですかね。 ところで,最近の高遠先生はTwitterで試合の解説をしてくれるのだけれど,このようなツイートを投稿しておられる。 (高遠るい先生の2019年11月17日のツイートから引用) これまでの試合展開を見ても,「余力を残して勝ち上がっているマリアの方が,苦戦しながらの海空より格上かなぁ」,と思っていたが,実際にそうだったようだ。 何度か言っているけれど,このマリアというキャラ,ベスト8で敗退というにはもったいない,もっと試合を見たいキャラであった。決勝であたっても全然不思議ではない。言うならば,『グラップラー刃牙』の最強トーナメント時点の烈海王くらいの魅力がですね。 なお,作者もそう思っているのかどうなのか,今後も解説役なり,なんなりで再登場はありそうだ。 2点目に,鯨岡ミカとルナ・カーンの試合。 ミカさんは過去作の主人公とは言え,海空と同じく空手使い。強キャラ感を出しまくりのルナ・カーンには勝てないだろう・・・と予想していたが,普通にミカさんが勝ってしまった。 しかも,結構エグい。ルナは右の鎖骨骨折,右肘と右膝脱臼骨折,肋を数本骨折,眼底骨折とかなりダメージを負っている。 これは正直引いてしまう・・・。なお,ミカさんの空手観を説明するため,200×年に行われた他流試合の解説の話。 これ,どうやら各方面に配慮したらしく,総合格闘技のA氏と合気道流派のB氏と紹介をしているが・・・,これはあれですね。探偵ファイルでやってたあの試合。流血沙汰の凄惨な試合になって,当時話題になったやつだ。 (本書172頁。ややピンボケさせているが,B氏の胴着には・・・) 配慮しているっぽく見えるけれど,当時を知るものならば瞬間的に特定できるだろう。また,仮に知らなかったとしても,B氏の胴着に色々書いてあるためちょっと検索すればでてきそうではある。 さて,色々あったけれど,準決勝は海空とミカさんの空手対決になる。 空手観の違い,というのがテーマにはなりそう。思えば,ミカさんは初登場の時点でヤクザに喉に貫手をぶち込んでたし(5巻),この大会でも一回戦で「腎臓に突き刺す」つもりで対戦相手の肋を折ったり,二回戦でも相手の喉に貫手をぶち込んでた(7巻)。 『ミカるんX』の時代はこんな殺意の強い技を使っていたっけか・・・と思うがどんなもんだろうか,対戦相手をKOはしても破壊までしない海空と対照的に描いているっぽい。 ついでに今後の予想もしておく。 ミカさんには悪いが,海空が決勝に行くことはほぼ確定だろうとして,決勝戦の相手である。 本誌の方では色々あるが,ロボ子がけっこう強い・・・。個人的には,今のタフもそうだが,機械に格闘技をさせてというのはあまり好きでもない。 やはりここはマオマオに賭けよう。 はぐれアイドル地獄変 10【電子書籍】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.20 18:38:40
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