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リタイヤした~元?web消防・救急出張所

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2007年01月23日
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憎むべき放火…放火した物によって、罪の重さが変わります。

詳しくはお話しませんが、人が住んでいる建物(現住建造物)と、人が住んでいない建物(非現住建造物)と建物以外では、大きな違いがあります。

以前、現職の刑事さんから放火犯の立証方法について、お伺いする機会がありましたので、みなさんにもお教えしますね。

いわゆる、再現火災に現場検証として放火犯人を立ち合わせるのです。

天候までは同じに出来ませんが、燃焼に係わった物は全て同一の品物で、現場の状況を再現します。

犯人の供述通りの行動をさせ、放火させ、その状況の一つ一つを証拠としてゆくのです。

同一の物で放火させても、被害状況が一緒になる事は難しいそうですが、要は燃焼の過程が立証出来れば良いのです。

先日テレビで、火災原因調査鑑識のエキスパートなどが、団塊の世代で退職予定なので、若い鑑識さんなどにノウハウを引き継ぐって、やっていましたが、現場はやはり経験と勘が重要ではないでしょうか?

全く同じの火災がないように、状況は複雑になって来ますので、地道な鑑識が必要です。

我々消防も、団塊の世代交代を迎えますが、先人達の苦労などを基にした、消防戦術と言う物などで、火災や災害などに果敢に立ち向かう事が出来ています。

現在は、何かの災害などがあれば、全国から速報が入り、同じ過ちを繰り返さない様なシステムが構築されていますが、そのシステムが危機感を持って、運用させなければ何の意味もなしません!

最近、うっかりミスなどによる人災が目に付きます!
現場のみなさんは今一度、気を締め直し、初心忘れるべからずでお願いしますよ!





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最終更新日  2007年01月23日 12時05分00秒
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