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リタイヤした~元?web消防・救急出張所

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2008年04月29日
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「現場急行支援システム」の事で、緊急車両が通過する信号をビーコン電波により操作し、スムースな走行が可能となるシステムで、ひと昔前までドラマの世界で活躍していましたが…消防でもすでに、13消防本部で活用されていますが、実用に向けて実証試験や検討が始められています!

FDMA(総務省消防庁)の4月25日付けの報道資料より。

URL→http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/200425/200425-3houdou1.pdf

「現場急行支援システムに関する検討会」報告書の公表について

消防庁では、IT戦略本部が定める「重点計画-2007」に基づき、救急車が緊急走行する際、優先的に交差点を通過できるよう信号制御を行う現場急行支援システム(以下「FAST」という。)を活用することによる救急搬送の効果について、平成19年度に検討会を開催し検証してきました。
このFASTは平成19年12月末現在13消防本部で活用されていますが、検討会ではこれらの消防本部にアンケート調査を行い、また金沢市で実際の救急車から1ヶ月間走行記録を取り調査を行いました。
その結果、FASTを活用することにより、走行時間の短縮効果と、走行安定効果が得られ、迅速で揺れが少ない救急搬送に効果があることがわかりました。
この度、別添のとおり報告書をとりまとめましたので、公表します。

検討結果…FASTを活用した救急車の走行時間は、FASTを活用していない救急車と比較し平均14.3%走行時間が短縮され、出動から病院到着までの迅速な搬送ができていることが確認されました。

また、FASTを活用することによって、赤信号等によりブレーキをかける機会が少なくなることから、揺れの少ない搬送が可能となり、救急隊からも傷病者の車酔いが減少したとの意見もあることから、FASTが救急車内の傷病者への安静を確保する上で一助となることが確認されました。
救急搬送にとって、時間管理は非常に重要な要素であり、特に重症傷病者の搬送は、早急に適切な医療機関への搬送を要求されると同時に、的確な救命処置を行うため安定した走行も要求されており、FASTによる現場及び医療機関までの走行時間の短縮と走行安定性は、大変貴重な意味合いを持つものとなります。






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最終更新日  2008年04月29日 11時28分31秒
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