カテゴリ:消防関係&色々な広報関連
URL→http://www.fdma.go.jp/ugoki/h2103/2103_1-32-2-21.pdf 昭和24年1月26日に日本最古の壁画が描かれた法隆寺金堂が焼損し、その後も文化財の焼損が相次いだことから、消防庁と文化庁では、昭和30年に1月26日を「文化財防火デー」と定め、全国的に文化財防火運動を展開してきました。 文化財は、私たちの祖先が今日まで残してくれた国民共通の貴重な財産であり、一度燃えてしまうと二度と元には戻りません。文化財建造物の多くは木造建築であるため、いったん火がつくと延焼拡大が極めて速くなるおそれがあります。貴重な文化財を火災から守るためには、日ごろから防火意識を持ち、関係者だけでなく、地域住民等との連携・協力が必要です。 今年も文化財防火デーの1月26日(月)を中心に、全国各地で地域ぐるみ、住民ぐるみの消防訓練等が実施されました。 ■平成21年1 月23日(金) 訓練場所:東叡山寛永寺(東京都台東区) 東叡山寛永寺は、寛永2年(1625年)徳川三代将軍家光の時、天海僧正により建立されました。 徳川将軍家の墓所を芝増上寺(東京都港区)と二分して菩提寺となっています。 東京消防庁のほか、地元の上野消防団、寛永寺自衛消防隊、上野災害時支援ボランティアなど総勢約160人が参加して行われた訓練を、消防庁長官と文化庁文化財部長が視察しました。 岡本保消防庁長官による視察の写真(高田本山専修寺:津市消防本部撮影)がUPされています。 ■平成21年1 月26日(月) 訓練場所:高田本山専修寺(三重県津市) 高田本山専修寺は、真宗高田派の本山で、境内の御廟に親鸞聖人の遺骨が納められています。 重要文化財・御影堂は、日本でも有数の巨大木造建築物で、1666年(寛文6年)に建立されました。 津市消防本部のほか、地元の津消防団、専修寺自衛消防隊、一身田地区自主防災組織など総勢約140人が参加して行われた訓練を、消防庁長官と文化庁長官が視察しました。 高田本山専修寺への一斉放水の写真(三重県津市:津市消防本部撮影)がUPされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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