カテゴリ:色々なことがら
ギクッと、思い当たる方もいらっしゃるでしょうが…決して人生の「火遊び」の原因の事を言っている訳ではありませんので、悪しからずですよ m(_ _)m
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが…昨夜、冬季オリンピックの裏番組で放送された「火災調査官 紅蓮次郎」のテレビドラマでの、決め台詞です (^-^)v 我々は、火災の出火原因調査のため…火災の通報段階より、原因を調べる前提で消火活動を実施しています! メインの調査は、鎮火後に現場を発掘し、原形がないところから…可能な限り出火前の状態に復元します。 もちろん、予備調査として…発見・通報・初期消火・延焼・避難などの状況なども確認しますが、放火や思い違いのケースがあるので、総合的に調査しなければなりません! そのため、警察が行うような立証のための実験・鑑識・鑑定・各種文献の結果から、科学的妥当性を導き出して、出火の可能性を証明する場合もあります。 その中に、先日コメントを戴いた、立証しづらい無炎燃焼を継続する「微小火源」と呼ばれる物があります。 タバコ、線香、木炭、練炭、取灰、かいろ、もぐさなどの火源は…極めて小さな発火源で、炎のない無炎火源です。ただし、マッチやライターなどの有炎火源は除きます。 最近の気密性の良い住宅での火災は、往々にして…無炎燃焼やくん焼し、酸欠により自然鎮火するケースもありますが、熱でガラスなどが割れ、酸素が取り込まれるとフラッシュオーバーが起こり、一気に全焼するケースが多くなりました! なので、住宅用火災警報器が設置されていれば、火災初期に煙を感知し警報が鳴るので…ボヤで済む火災が、増えています (o^-')b 特に早くに警報されるので…逃げ遅れによる悲惨な犠牲者が激減するものと期待されています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月14日 17時51分19秒
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