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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:名所江戸百景
1657年の明暦の大火の後、本所深川方面へ飲料水を供給する目的で、亀有上水が開削されました。
水源は瓦曽根溜井(現在の埼玉県越谷市)で、四つ木(東京都葛飾区)まで水路が延びていたそうです。 亀有上水の跡 亀有上水は1722年に廃止されましたが、四つ木と亀有の間の水路では「サッパコ」と呼ばれる小舟に人を乗せ、土手の上から長い綱で引いていました。 ここから「曳舟川」と呼ばれるようになり、柴又帝釈天や水戸街道に向かう人々によって利用されるようになりました。 この曳舟は江戸の風物詩ともなり、歌川広重も「名所江戸百景」に描いています。 歌川広重「名所江戸百景 四ツ木通用水引船」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/22 09:56:15 PM
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