2007/03/13(火)08:39
甲種2類消防設備士受験レポート!!
東京で、甲種2類消防設備士の試験を受験してきました。
今年、東京での受験が3回目になり、いろいろと慣れてきた感じです。
移動などスムーズ行えるようになりましたし、時間も上手く使える様になりました。(笑)
でも、今回で東京遠征受験は終わりにしたいと思っています。
やはり、金銭的に厳しいのと、勤務の都合上、24時間勤務明けで行って、次の日受験し、
その日にとんぼ返りで帰ってきては、またすぐに勤務に就かなくてはいけないので、
結構厳しいものがありました。
2日間で800km近くをバスで移動するのも結構しんどかったですしね。
しかし、この遠征の最大の目的である、消防設備士の上級資格である甲種特類の受験資格の
一つとして必要な、甲種5類消防設備士の試験に合格できたことが最大の収穫でした。
これで、今年中に甲種特類消防設備士を受験することができます。
(甲種4類は既取得、甲種1類はこの前合格。)
甲種特類の受験には、甲種1類から3類の何れか一つと、甲種4類、甲種5類の3つの資格が
必要となります。
このことだけでも、お金を掛けて東京へ行った甲斐があったと思います。
(地元で普通に受験をしていたら、3年くらいかかってしまうので。)
余計な話はこれくらいにして、今回受験した甲種2類消防設備士の報告をします。
今回も電気工事士の資格により、基礎の電気と構造機能の電気の試験が免除になり、
筆記試験35問、実技試験7問を受験してきました。
自分の感触では、筆記65点~70点以上、実技70~80点以上は出来ているじゃないかなぁと
いう感じでした。
【筆記試験】
得意な関係法令の共通部分と基礎的知識で、点数を稼ごうと思っていたのですが、最近の
試験の傾向が変わってきた感じで、問題集で見たことも無い問題が多数出題されるように
なり、点数を稼ぐという訳にはいかなくなりました。
問題集からの出題は、6割から7割弱程度だと思います。
いろいろな問題がいろいろな分野から出題されることから、問題集1冊だけの勉強では、
合格は難しくなってきたと思います。
最低でも2冊は問題集が必要になりますし、さらに法令集も必要になってきた感じです。
筆記試験合格の為には、問題集の問題を90%以上、できれば100%理解したいところです。
【実技試験】
時々、見たことも無い、鑑別問題が出されますが、問題集2冊の実技試験問題を理解して
いれば、解ける問題が出題されました。
次回、試験を受ける方の参考になると思いますので、実技試験は、内容を紹介したいと
思います。
【鑑別試験】
問1 アスピレート型高発泡放出口(多分?)とブロワー型高発泡放出口の写真が出て
きて、その共通の名称を問う問題とそれぞれの発泡方式を問う問題の3問
問2 水源の水槽の図が4つ出てきて、有効水量の間違っている図を探す問題と正しい有効
水量を図示する問題の2問。
問3 配管の継手の断面図が4つ(ブッシング、ソケット、90度Yなど)が出てきて、名称の
間違いを探す問題の2問。
問4 流水検知装置の写真が出てきて、圧力スイッチを矢印で指していました。
その矢印の機器名称を答える問題と、その作動方式(減圧か加圧か)問う問題の2問
問5 発泡倍率測定に使う泡試料コレクターの写真が出てきて、箱抜きの部分を記号で
選んで埋める問題の4問
このコレクターで測定する泡の種類、コレクターの容量(ml)、25%還元時間などを
問う問題でした。
【製図試験】
問1 未完成のプレッシャープロポーショナーの設備系統図がでてきて、この発泡方式を
問う問題1問、未完成分を図に記入して完成させる問題3問(加圧タンクから吐出配管
まで、泡貯蔵タンクから混合器まで、流水検知装置から一斉開放弁まで。)、
手動開放弁を記号で差して、その名称を答える問題1問の計5問。
問2 配管系統図の末端部分の図がでてきて、配管の摩擦損失水頭を求める問題。
配管のサイズに対応した摩擦損失を表示した表と、継手(ティー・エルボなど)の摩擦
損失を表示した表が出てきて、箱抜き部分を対応表から探し出し、記号で答える問題
全9問。(最終的には、末端部分の全配管摩擦損失水頭を求めます。)
といった問題でした。
筆記試験よりも、実技試験の方が分かりやすかったような感じでした。
しかし、この報告をしている間に、間違っている箇所を見つけてしまいました。
でも、何とか合格しているのではないかと思っています。
3月22日が合格発表なので、それまで、吉報を待ちたいと思います。
怒涛の消防設備士試験4連戦が終了しましたので、ここで、一息つきたいと思い、近場です
けど、温泉に行って、ゆっくり試験疲れを癒して来たいと思います。(笑)
そして、次に受験する初級シスアドの試験(4月15日)に備えたいと思います。
では。