さりげなく理論的に

2024/03/26(火)07:19

26日火曜日

昨日が有給で休みだったので、今日から仕事なのですが、60年前のことをひょっと思い出した。 60年前小学校に入学したのですが、当時のことはほとんど覚えていない、場面場面をフラッシュバックみたいに思い出すだけです。 小学校に入って初めての思い出は靴が無くなったこと。 おそらく4月の半ばぐらいだったと思う。白い運動靴だったのですが、新品だったのかどうかは覚えていませんが、多分私の母親のことですから新品を履かせていたと思います。 第一子で長男ですから、親も初めての子ですから新品を履かせていたことでしょう。 当時は一年生は掃除当番も給食当番もしなくてよかった。上級生がやってくれていたと思います。 一年生の下駄箱は4年生がやってくれていたのですが、ある日学級全員の靴がばらばらにおかれていましてね。ちゃんと名前は書いてあったのですが、靴にも下駄箱にも。それがバラバラになっていたのです。 まじめに掃除しない4年生連中が適当に掃除したのでしょうね。 私が帰る時に自分の靴を探しても探してもない。結局みんな帰って最後の2~3人になっても残っていない。間違ったと言って戻ってくる人もいない。 結局私も余った他人の靴を履いて帰ることになったのかな・・・そしたらその人はまだ帰っていなかった。結局靴が無いまま帰れないでいると一つも靴が残らなくて、上履きで帰ることになったのです。 翌日になっても私の靴は出て来なかった。誰も間違えて履いて帰ってはいなかったのですね。 4年生が持って帰ったのか、誰か他の人が履いて帰って、家に置いているのか、どうなったのか私の靴は出て来なかったです。 当時の担任は悪名高い暴力女性教師で、何かあるとぶっ叩かれました。ほとんどクラス全員が叩かれたと思います。何かあるとすぐ手が出るような教師で、生徒は恐々でしたからほとんど何も言う事が出来ませんでした。 こういう時は失くしたほうが悪いという事でことは決着したと思います。 失くした私としては教室にいる時に無くなったわけで何も悪くないと心の中で思ったのですが、当然そういうのは却下で終了です。 私は一年生になって早々、世の中の不条理を感じたのと、悪い奴が世の中にはいるものだと感じた事件でした。

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