2005/04/26(火)21:43
福知山線事故
(4/26の日記) 交通機関で最も安全・安心だと思っていた電車で未曾有の大惨事が起こりました。昨日の朝の事故ですが、仕事をしていたため知ったのは3時過ぎでした。最近電車通勤になったので、ショックです。福知山線(宝塚線)も乗ったことがあり、現場も通ったことがあります。(関東近郊に在住ですが、前の前の会社で研修でその沿線の研修センターに、6年間で3回行ったことがあります。)
前の職場では週に2回ぐらい東京⇔伊丹を往復しましたし、海外旅行もよく行きます。飛行機の場合は「落ちてもしょうがない、運命だ。」とあきらめて搭乗します。電車に乗っていて、事故にあうことは想定の範囲外です。
記憶によると信楽鉄道の湯布院の事故と、地下鉄日比谷線の事故ぐらいです。
電車があんなにもろいものだとは知りませんでした。昔の機関車は鉄の塊で、すごく重かったような気がします。あんな悲惨な現場は見たくありません。
4/26 20:30現在73人の死亡が発表されており、まだ先頭車両には十数名の遺体がある模様です。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。また怪我をされたかたの一日も早い回復もお祈りします。
今日は休みでしたが、勤務先近くの病院に通うため電車に乗りました。(定期を忘れて切符代がもったいなかった)ふとぼんやり車窓を眺めていて、アクシデント・事故についてなんとなく考えました。事故って自分が原因でない場合回避できず、運命としかいいようがないような気がします。ただし亡くなられた当事者のご家族・関係者は、そんな簡単な言葉で納得がいくものではないでしょう・・・
原因はこれから詳しく解明されるでしょうが、どうやら速度超過を含め複合的な原因のようです。人為ミスだとするとJR西日本の責任になるでしょう。国鉄の借金経営から脱するためのコスト削減(自動列車停止装置(ATS)を配備していない)や、過密ダイヤ、遅延に対する罰金制度、列車の軽量化なども見えてきます。
原因究明をしっかりやって2度とこのようなアクシデントが起こらないようにしてもらいたいです。他の日本中の鉄道各社も同様に。
相手がいれば、憎めるし保障もされます。(保障よりも本人の命を返して欲しいところです)しかし地下鉄サリン事件のように犯人や教団に保障能力がない被害者は、大変です。あれから10年経ちますが、国はもう少し補償を考えてあげて欲しいです。地震などによる崩落事故には、怒る相手も保障する相手もなく、まさに運命です。
よく事故の場合は「あと一本早い(遅い)電車だったら・・・」とか言われます。山古志村の地震による落石事故や北海道の積丹半島のトンネル崩壊事故もほんの数秒前に現場を通り過ぎた車がありますし、被害にあった車もありました。福岡の地震もビルからあれだけのガラスが落ちたのにたまたま下に歩行者がいませんでした。地下鉄サリンもたまたまバスが遅れたため、当該列車に乗り合わせたかたもいます。
私は未婚のため自前の家族を持っていません。だから家庭に隠居している両親の心配は地震と自動車事故ぐらいです。あとは恋人の心配ぐらいです。しかし昨日お仲間のあおいまりいさんの日記にもありましたが、仕事をしていて家族が無事かどうかなんて夜にならなければ判明しないのではないでしょうか?
運命、運命、fate。はたして自分は大きな事故に巻き込まれずに、余命を全うすることができるでしょうか?ガンで死んでしまうのでしょうか?
運命のことを考えると生きていることがむなしく感じてしまうのは私だけでしょうか?
その前になんのために産まれてきたのかがわかっていません。答えは一生探すのでしょうね。
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