(10/21の日記1)今年はガソリンの値段が高騰していますね。10/17時点の小売価格131円、ハイオク142円。湾岸戦争直後の'91年3月並みの高い水準です。
ガソリン高騰の理由は原油が高騰しているからですが、それでは原油がなぜ高騰しているかというと、一般的には1.中国と米国の旺盛な需要と2.米国の低在庫、そして3.イラクが戦争終結後も思うように生産を回復できていないこと、4.ハリケーンによる生産中止といわれていますが、裏には投機筋がからんでいるとも憶測されています。
それでも自分の住んでいる地域は昔からガソリン価格が比較的安いです。
自分が利用しているエネオスのスタンドは10/20現在 レギュラー124円 ハイオク136円
土日に現金利用だとさらに2円引きです。平日でも現金会員は1円引き。
全国的には一番高い長崎県と一番安い群馬県の価格差は14円ぐらいだそうです。
年間走行距離10,000kmで燃費10km/lだとすると年間14,000円差になります。地域によってこの差は大きいですね。
ですから東京・横浜・長野によく遊びにいきますが、途中で現地で入れると高くつくので、出かける前に必要な量を入れて出かけます。
本題それでは具体的に家計ではどのような対策をとればよいのでしょうか?
カーディーラーの営業経験のあるタケジョ~君の知っている知恵を教えましょう。細かいけち臭い知恵ですが、まぁ聞いてみてください。
一、車関連
1.タイヤの空気圧
タイヤの空気圧が減っていると、タイヤの接地面積が大きくなり、タイヤの転がり係数も低くなり、よって燃費は悪くなります。本来は半年に一度の定期点検で充分ですが、月に一度ぐらいは実施してもいいのではないかと思います。スタンドによっては無料でやってくれるところもありますので、うまく利用しましょう。
さらに正しい空気圧はタイヤの磨耗を防ぐことにもなりますので、タイヤの交換時期が遅れ結果家計にも優しいです。
燃費のよいエコタイヤもありますので、タイヤ交換の時期には検討してみてください。
2.荷物
なかには家に置き場所がないからとトランクの中に不用品、夏でもチェーンや、タイヤ(もともと装備されているテンパースペアタイヤの他に)、洗車グッズ(シャンプーなど)、たくさんのCDなどを積んでいるひとがいます。当然積載物の重さが増えるほど燃費は悪くなります。ぜひ点検して余分なものは降ろしましょう。ただし上記のテンパースペアタイヤや三角標識など必要最低限のものは積んでおきましょう。
3.ガソリンも荷物です
同様に燃料も多いほど重たいので燃費に影響します。10リットルと60リットルではひと一人分の重さが違ってきます。ですから学生の頃から僕は10リットル15リットル入れることが多いです。当然遠出するときは満タンですが。でも高級セダンで「10リットル」と言うのはかっこ悪いです。^^;アセアセ
しかしこの先さらに価格が上がる可能性があるときには、安いうちにたくさん入れておいたほうが得です。現在は4週間横ばいなので少ない給油をオススメします。
なかにはこまめに給油に行くのが面倒なひともいるでしょうね。でもセルフでなければ行けば行くほど窓拭きや灰皿の清掃をしてもらえる特典付です。
4.急発進・急加速をしない
最もガソリンを消費するのは急な発進・加速が一番食います。
5.4のためにも車間距離をとる。
車間距離がないとすぐに前の車に追いつき、止まる・発進の繰り返しになります。
ただしあまり空けると後続車の迷惑になりますので、ほどほどに。
6.エアコン
当然ご存知かと思いますが、エアコンはエンジンの出力で動かします。およそ10%前後燃費に影響します。
なかには秋から春にかけても、ヒーターでいいところをエアコンを使っているひともいるでしょう。女性などでメカに詳しくないかたは、近くの男性に尋ねるか説明書をよく読んでエアコン(主にクーラー)のスイッチを確認しまよう。
ただし近年の猛暑や埃や花粉などの影響で窓を開けられずエアコンなしではいられない状況もあります。
7.アイドリング
今や路線バスなどは実施されています。(あれは勝手にエンジンが切れてアクセルを踏むと再始動する装置のおかげです)
CO2削減のためにも信号まちなどの停車時はアイドリングストップをしましょう。
ただし信号がかわったときにエンジンをかけなおすのにもたつく恐れのあるひとは、安全のためやめておきましょう。うちの母などは信号待ちでもニュートラルにさえいれません。あわててしまうので・・・
これからの季節は暖機運転が・・・と思われるかたもいるでしょう。最近の車は技術の進歩で暖機運転を必要としません。走りながら温めるので充分です。ヘラやお湯などで窓ガラスの氷を落とす時間ぐらいしていれば充分です。(昔は5分から10分、水温系があがるまでダメでした。エンジンのため)
ただし水温系があがるまではできるだけアクセルを踏み込まないようにしましょう。(エンジンが傷むので)
解氷 アイススクレーパー
8.ニュートラル
当然Dモード(ドライブモード)にギアが入っていればエンジンは推進力を生み出そうとすします。タコメーター(エンジン回転数メーター)があれば一目瞭然ですが、ニュートラルのほうがドライブよりエンジン回転数が低いです。当然燃費もよいです。
信号待ちなどで余裕のあるひとはできるだけNニュートラルにギアをいれましょう。
9.オイル交換
適正な時期(5000kmか一年いずれか早いほう)で交換していれば燃費の向上はあまりみられません。
逆に言えば適正な時期で交換しなければエンジンには悪いし(下手すれば壊れる)、燃費も悪いです。
燃費によいオイルや燃費向上添加物等販売されていますが、費用対効果をよく考えて購入したほうがいいと思います。
10.エアフィルター
車のエンジンは空気とガソリンを混合して燃焼させて、エネルギーを得ます。
その空気の余分な埃などを除くのがエアフィルター・エアエレメントです。掃除機のフィルターを交換すると吸い込みが向上しますが、それと同じです。
交換目安は40,000kmから60,000kmです。定期点検で掃除してくれて交換時期も診てくれますので、目安を過ぎて「交換しましょう!」と言われたら交換しましょう。
11.ハイブリッド車、燃料電池車
今乗っている車の対策は上記の通りですが、これから車の買い替え時期にあるかたは『ハイブリッド車、燃料電池車』の購入も検討する価値があるでしょう。
ハイブリッドとは混合という意味で、ガソリンエンジンと電池によるモーターの2つの駆動ユニットを持ち、使用状況によって切り替えます。
ハリケーンによるガソリン価格の高騰でアメリカでは先月のトヨタプリウスの販売台数が前年比で倍になりました。19日スタートの東京モーターショーでもたいへん注目されています。
燃料電池車にいたってはガソリンは使用しないし、排気ガスもゼロと、究極のエコカーです。
もっともプリウスで新車支払い総額は250万以上なので、なかなか購入は難しいですが。
ハイブリッド 中古車
12.迷わない・ただ走らない
当然ですが道に迷ってうろうろすれば、その分ガスを食います。でも女性はもともと迷子になりやすいそうですね。
人はなぜ道に迷うか 女脳
また目的を持たずにただ走ると・・・でもそういうドライブも楽しいんですけどね^^;アセアセ
13.下り坂
下り坂ではあまりアクセルを踏まない。勝手に下がるのに任せる。ここでニュートラルにするとエンジンブレーキが効かないので危険です。
14.アウトインアウト
教習所の教則本にもある外内外のカーブの走り方です。カーブの手前で外側に行き減速して、カーブの中心では最も内側を走り、加速してカーブの外側を走ると最も最短距離を通ることになり、減速加速がスムースに行えます。(余分な加速をしなくてもすむ、結果エコドライブになる)決して対向車線にはみ出してはいけません。充分な減速スローインとスムースな加速ファストアウトが必要です。
ニ、スタンド関連
1.地域最安を探す
自分の生活圏内で最も安いスタンドを探しましょう。ただしサービスなどの相性もありますので、安い中にも自分にあったスタンドを見つけましょう。
2.現金会員 or カード会員
これは一概にはどちらがお得か言いきれません。ケースバイケースでしょう。その店で現金で払った場合と、各種ポイントカードで払った場合とどちらがお得か?よく比較検討しましょう。
例えば出光カードはガソリン1リットルに付2円引き、プラス1000円に5ポイントつきます。ただしポイントはプレゼント交換制ですが。
3.セルフ
これも一概には言えません。セルフのスタンドとフルサービス(窓や灰皿)のスタンドと同じ値段なら、僕ならフルサービスのほうを選びます。
関東などはセルフが進んでいてかなりお得なのでしょうね?
ちなみにガソリンスタンドは和製カタカナ英語です。正しくはgas stationギャスステイション
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