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カテゴリ:オーディオ
ラックスマンの新しい真空管プリメインアンプ,SQ-N100を試聴した。使用されている真空管はECC83×1,ECC82×2,EL84×4。NeoClassicoシリーズの一環としてリリースされ,実売価格は15万円程。 まずはそのシンプルなデザインとA4書類サイズのコンパクトなサイズ(W297×H162×D258mm)が気に入った。3系統のライン入力に加え,MMフォノイコライザーアンプを内蔵しているのでレコードをつなぐことができるのもうれしい。さらにヘッドフォン出力もある。おまけにリモコンで音量調節可能。 アルミのキッチリとした作りで,ボリュームつまみが光るなど細かいところまで凝ってある。トランス部も美しい。オフィシャルHPに拡大写真がある。 スピーカーはオートグラフ・ミニ,CDプレーヤーはマランツ(SA-15S1よりは上位機種だったはず)で聴いたが,弦楽器やボーカルが艶やかに表現されていた。その前にトランジスタの高級アンプを聴いていたのだが,それに比べて真空管アンプらしい魅力のある音という印象だ。ただ解像度や低音の迫力といった面では,やはり高級トランジスタアンプのシステムには及ばない。ただそのシステムはスピーカーからDACまで,SQ-N100のシステムとは天と地ほどの価格差があるものだったので,ほとんど参考にならないだろう。それよりもボーカルの生々しい表現はとても魅力的で,その点においてはそのトランジスタのシステムよりも好ましい音のようにさえ感じた。オートグラフ・ミニのポテンシャルを十分に引き出すことができているのだろう。 ラックスマンの真空管アンプがこの値段で手に入るだけでも魅力的だが,これにさらにフォノイコライザーやリモコンなど欲しい機能をひととおりつけて,この質感でこのサイズに収めているのはさすが。真空管の音を手軽に楽しみたい,しかもレコードも聴きたいという方が検討すべきアンプの最右翼だろう。 レビューした機器・CD一覧はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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