テーマ:TVマイブーム(650)
カテゴリ:テレビ番組・映画
![]() 佐藤雅彦氏のプチ哲学が好きだ。形式としてはマンガと言っていいだろう。子どもにも感覚的に分かるようなかわいらしい絵と文章で哲学的なテーマを端的に解説している。流し読みすれば30分ほどで読み終えてしまうが,1つ1つのマンガでのテーマの扱い方がとても洗練されており,読むたびに「ほーよくできてるなぁ」と感心してしまう。 ![]() ![]() よくできているといえば,彼が手がけるNHK教育「ピタゴラスイッチ」のピタゴラ装置。「ピタゴラスイッチ」はウゴウゴルーガあたりからのシュールな子供向け番組の系譜で,ラーメンズが出るコーナーなどは大人向けにしか思えなかったりするが,オープニングとエンディングのピタゴラ装置は毎回すばらしい出来。最初のきっかけを与えるだけでビー玉が文房具などで組み立てられた装置をドミノ倒しのように絶妙な動きで転がっていき,様々なアクションを引き起こす。ピタゴラ装置の映像のみをまとめ,さらにその奇跡とも思える装置作成の舞台裏も公開したDVDは必見。もう少し装置作成について詳しく解説されていたらさらによかったが。NHKの特番でやってくれないかな。 と思っていたらオフィシャルHPで,「ピタゴラスイッチにでてくる『ビー玉が転がる仕掛け』の作り方を教えてください。」という問いに対する答えとして,「ピタゴラスイッチは『考え方』をそだてることをねらった番組です。番組の真似ではなく、ぜひご自身なりの仕掛けを考えてみてください。」とあった。むぅ。 ![]() この装置を模したおもちゃもあるようだ。子どもだけでなく大人も夢中になりそう。私も子どもの頃似たようなものを作ったなあ。動かなかったけど・・・ レビューした機器・CD一覧はこちら ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月20日 18時20分07秒
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