カテゴリ:オーディオ
ヘッドフォンは気軽に高音質な環境を構築できる反面,どうしてもうっとうしさがあり,長時間リラックスして聞きたい時にはやはりスピーカーで聴ける環境が欲しくなる。 ただ,STAX並みの高解像度の音を実現するには,部屋の音響を十分考慮した本格的なシステムの構築が必要になり,予算はいくらあっても足りない。 一方,ディスプレイ脇にスピーカーを置きニアフィールドで直接音メインに聴くという条件をつければ,ある程度低予算でも満足できる音を出すことができる。 パソコンで作業している間にもBGMとして聞きたい場合には,耳はスピーカーからせいぜい1mほどしか離れられないため大きさは限られてくるが,最近のスピーカーは小型でも低音もしっかり出るものが多い。メインスピーカーとしてしばらく愛用していたRadius 90は,そのかわいらしいサイズながらどんなジャンルでもバランスよく鳴らし,スピード感のある低音を聴かせてくれる。 現在メインのTANNOY Autograph miniは,迫力のあるベースから魅力的なボーカル,繊細なピアノまで,このサイズとしては文句ない音を出してくれる。ピュアオーディオ環境にも合うだろうが,ニアフィールドで聴くPCオーディオにこそおすすめ。 また高品質なスピーカーセレクターを使えば,作業中はディスプレイ脇のスピーカーで聴き,じっくり聴きたいときは離れたフロアスピーカーに切り替える,といったことも可能。TANNOY Glenair 10やJBL S143などはコストパフォーマンスの高いフロアスピーカー。もっとも,前述のように反射音の処理が重要になってくる。 アンプは,ある程度好みで決めて良いと思う。サイズ的にFLYING MOLE CA-S3あたりがおすすめ。私はラステームシステムのRSDA202を使っていたが,シンバルなどの高音が歪んでいるように聞こえてきたので,現在は知人から譲ってもらった自作セパレートアンプを使っている。パワーアンプはLUXMAN SQ-N100のように真空管で,メーカー製のトランジスタアンプより物理的には不利なはずなのだが,不思議とこちらのほうが気持ちよい音に聞こえるのがオーディオ(聴覚)のおもしろいところか。 それと,このブログで話題にしているCDは主に私の嗜好により適当に取り上げたものばかりだが,その中で私が個人的にオーディオチェックに使っているものに「優秀録音」タグをつけた。もっとも,優秀な録音のように思われる盤を録音の知識に乏しい私が勝手に選んだもの,という程度の意味しかないので,あまり参考にならないかもしれないが。 スピーカー新製品情報 シーン別で選ぶデザイン家電! 高音質CD xrcd shop お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月28日 01時45分43秒
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