カテゴリ:ヘッドホン
パソコンで作業している時や食後リラックスしたい時などに音楽を聴くことが多いが,意外とトイレや風呂,そしてベッドの中などでも無性に聴きたくなることがある。一応Monitor Audioの小型スピーカー,Radius 90をベッドサイドに置いて,セレクタでメインのTANNOY Autograph miniと切り替えることができるようにしているのだが,ベッドの中ではやはりシステムの立ち上げの手間は煩わしいもの。いざ寝ようとしてベッドに入ったあとで,思い直してムクっと起き上がり,CDプレーヤーやプリ,メインアンプの電源を入れ,セレクタを切り替えて適当なCDを探しトレイに入れ,音量を調節して・・・といったことまでする気にはなかなかなれない。 ベッドサイドやトイレなど,外出先以外でも気軽に音楽を聞きたい時に便利なのが,iPodなどのデジタルオーディオプレーヤー。HDDタイプなら膨大な量の音源に瞬時にアクセスできる。最近のものは良いDACを使っているのか,私のgigabeat S60Vは以前使っていたRio Karmaよりも明らかにクリアで気持ちよい音になっている。もっとも私のgigabeatのDACは,最新のUシリーズに搭載されている東芝開発の1bit DAC方式のチップではないが。また電源が専用電池なので,その点は電源コンセントから取ってくるシステムよりも音質面で有利だ。 デジタルオーディオプレーヤーを聴こうとして問題となるのが,どのヘッドフォンで聴くか。音質を求めればSENNHEISER HD580などの大型ヘッドフォンも使えるが,寝ながら使うのはなかなかきつい。やはり気楽に使えるのはイヤホンだ。 ![]() SONY MDR-E888なども良いが,最近ベッドサイドで多用しているのがSENNHEISER MX500。SENNHEISERらしいバランスの取れた自然な音質で,どんなジャンルのものでも気持ちよく鳴らしてくれる。現在のモデルで近いのはSENNHEISER MX51 Street イヤホンか。 ![]() しかしMDR-E888やMX500などの耳に乗せるタイプのものは,装着したときに本体が耳の外に出ているので,ベッドで寝返りを打ったり横を向いたりすると本体が枕に押し付けられてしまう。そのあたりが気になるときに私が愛用しているのが,ソニーのカナル型イヤホンMDR-EX71SL。今のモデルはMDR-EX55SLあたりが近いだろう。音はドンシャリの傾向が強いが,何より装着感は抜群。耳から露出する部分が小さいのもポイント。 MDR-EX71SLのような形状でもう少し音質に期待できるものを探して家電店に行くと,数年前と比べてイヤホンコーナーの充実ぶりが著しく,驚かされた。デジタルオーディオプレーヤーの定着により,イヤホンにも高級感が求められるようになってきたのだろう。 ![]() とりあえず寝返りが打てそうで音質にも期待できると思ったのは,audio-technica ATH-CK7。コンパクトながら「チタン鍛造ボディ」ということでATH-CM7Tiのカナル版といった印象であり,audio-technicaらしいクリアで上品な音が楽しめるだろう。 ![]() もうひとつ気になったのが,JBL Reference 220。こちらも耳の中にすっぽり納まってくれそう。JBLのカナル型イヤホンというだけで聴いてみたくなってしまうが,その期待に反することなく,音質の評価もおおむね良好のようだ。(次回に続く…) ヘッドホン:新製品情報 シーン別で選ぶデザイン家電! 輸入CD・DVDのザ・ショックプライス:どこよりも安く提供! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月29日 18時05分16秒
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