カテゴリ:ヘッドホン
![]() Sumajin Earphone Black SUMEAR-BK 以前寝ながら聞くのに最適なイヤホンを探したことがあった。たいていのイヤホンは仰向けで聞くと問題ないのだが,寝返りを打ったり横向きになると,ドライバーユニット部が枕に押し付けられてしまい違和感を感じてしまう。色々調べてみると,このカナル型のSumajin SUMEARはユニットの大きさやコードの位置が横向きに寝るのに最適そうだったので購入。 ![]() ![]() 同じカナル型のソニー MDR-EX71SLとの比較。EX71もかなりユニットの小さなイヤホンだが,それよりさらに小さいことがわかる。コードもまっすぐ下に出ているので,装着した時に耳から露出する部分が少ない。よく見るとヒトが手を掲げているようなマークがついている。また,本体の他にコードを巻きつけることができるゴム製の「Smartwrap」,飛行機のイヤホンジャックに取り付けるためのアダプター,3つの大きさのイヤーピースがついており,付属の小さなキャリングポーチにコンパクトにまとめて携帯できる。 早速横向きに寝ながら使ってみた。確かに枕に押し付けてもEX71より違和感は少ないが,ケーブルが服などにこすれた時に出るタッチノイズはEX71よりも気になる。イヤーピースやコードの材質の違いなのだろう。また,インピーダンスは17Ωと,16ΩのEX71より高いのだが,能率が高いためか,EX71と比べると音量はかなり大きく感じる。特にgigabeat S60Vは音量が1でも大きめなので,音量調節がしづらい。また私はカナル型独特の閉塞感が苦手なこともあり,やはりベッドサイドでは骨伝導スピーカー内蔵の「音枕」やアクティブスピーカーのほうが使い勝手がよい。 ![]() ![]() あくまで寝転んで使うことをメインに考えると,MDR-EX71のようなソニーのカナル型で耳から露出する部分が少ない写真左のMDR-EX55SLや,ユニット部からコードが直接出ている写真右のMDR-EX33SP-Sなどのほうがよかったかもしれない。 ただ,そんなSumajin Earphone Black SUMEAR-BKだが,音質はEX71よりも良いと感じた。SENNHEISER CX300などと同じフォスターのユニットを使っているというのが大きいのだろう。EX71より多少低音と高音が強調されている感じはあるが,この値段ながら分解能はかなり高い印象があり,価格的にずっと上の機種の音と言われても不思議はない。FAKiE「To the Limit」収録のカーペンターズのカバー,「(They Long to Be)Close to You」を聴き比べてみると,SUMEARに替えたとたんにギターの形がよりはっきり見えてくるような感覚があった。竹竹 with Neptune「エイジアン・ルーツ」の「Uduboo」では,EX71だとただリズムを刻んでいるだけだった竹製ドラムの低音が,SUMEARで聴くと少し怖くなるほどの底知れぬ深みが感じられて驚いた。 ![]() ![]() ヘッドホン:新製品情報 イイ音持って出かけよう!イヤホン専門店:eイヤホン楽天市場店 寝ながら音楽を楽しむためのアクティブスピーカー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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