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カテゴリ:写真・デジカメ
以前BSのネットスターで紹介されていた「continuous shatter」というサイトの動画を見て,その映像の美しさに改めて驚いた。映画などで,スピード感を出すために撮るコマ数を少なくする低速度撮影という手法があるが(再生させると早送りのような感じになる),それよりもさらにコマ数を極端に少なくしているために「微速度撮影(Time Lapse)」と呼ばれているようだ。実際には,デジタル一眼レフカメラで連続撮影した静止画をつなげて作られるので,インターバル撮影とも呼ばれるらしい。150分間かけて撮影された動画がわずか1分間で再生されるので,150倍速の映像を見ている計算になる。しかし撮られているのはゆっくりと移ろう自然の情景なので,150倍にしてもせかせかした印象はない。 ![]() 例えば夜の星の動きをとらえた映像では,まるでプラネタリウムの作り物の空のように規則正しく廻る星空が印象的。普段は止まっているように見える星も1日で1周していると頭ではわかっていても,このように実際の映像として見せられると何とも言えない感動が生まれる。夜景でのあくせくした車の動きとゆったりとした雲の対比などもおもしろい。続編のNature Time Lapse 2 -微速度撮影動画まとめ2- (HD 720p)はYouTube Video Awards Japan 2008に選ばれているようだ。 それにしても,continuous shatterにあるAVI動画や,Vimeoで公開されているさらに高画質な300MBの動画(ニコニコ動画のように無料会員になればダウンロード可能)などを見ても,微速度撮影特有の違和感がほとんど感じられないことに驚く。You Tubeにはこういった動画が他にもいくつかあがっており,テレビでも科学番組などでたまに見かけるが,たいていいかにも早送りしているといった感じが出てしまう。撮影に何時間もかかるため,1コマ1コマの映像にわずかなズレが生じるためだろう。しかしcontinuous shatterの動画は,まるで普通に1分間撮影された動画をそのまま見ているようで,動いていないものはピタッと静止したままだ。よほどカメラがしっかり固定され,動画作成時の処理がうまくなされているのだろう。 何より,画像がとにかく美しい。photo.netでは作者のハイクオリティな写真を見ることができるが,動画の1コマ1コマもそれに匹敵するレベルの写真ばかりなので,つい一時停止して見入ってしまう(気に入ったフレームを静止画として取り出したい場合はAVI2JPGが便利)。Media Player Classic Homecinemaで再生させるとスロー再生もできるようなので,オーディオ再生時のBGVとしても使えそうだ。そして,動画でBGMとして流れているピアノ曲も作者が作曲・演奏しているという。これほど時間と労力のかけられた作品を無料で楽しむことができるのだからありがたい。 GPSロガー Holux M-241:位置情報をデジカメ写真に埋め込む 名作写真館:写真家別の名作写真集シリーズ 月の桂離宮:NHK「桂離宮 知られざる王朝の美」収録DVD付き写真集 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月23日 17時57分27秒
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