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テーマ:温泉について(1706)
カテゴリ:山形県の温泉
山形県米沢市大字大沢883 笠松温泉 大平温泉での超難アクセスにより時間が刻々と過ぎ去り、予定していた白布・新高湯へは 絶望的であわよくば湯ノ沢間欠泉・泡の湯までと思っていたが話しになりません。 ここはまたまた滑川・五色方面に戻ることになりますが比較的近い米沢十湯の笠松温泉へ と移動です。 事前の調査ではかなり鄙びてる民家のようだとのことで、通り過ぎないよう注意しなけれ ばなりません。 茅葺屋根の集落を過ぎ一本道の林道をどんどん進むと一軒の民家、ナビでもこの辺を示し ていますが温泉の看板など無くどう見ても山奥の民家にしか見えません。 すぐ前を走っていたワゴン車もココに停まり、親父さんがこちらを見ながら家の中へと。 暫く車の中で地図を見ながら考える、もう少し先に温泉の看板があるのではと移動するが 建物らしきものさえも無くまた引き返す。 既に廃業してしまったのか真偽を確かめる為、やはりココで聞くしかありませんでした。 勇気を振るって玄関に行くと先程の親父さんと奥さんがいて、この辺に温泉があると聞い てきたんですがどこなんでしょうかと訊ねると、岩手から来たんだねココが温泉だよと話 してくれました。唖然としながらもやはりココが…入浴の交渉をすると300円で入れると のことで早速入湯。 クー、浴室は広いけど民家の風呂場のようで洗濯機やら物がそのまま置かれてます。 なんか小屋の沢温泉のような感じで、湯船には木のふたがされており奥さんが外してくれ ようとしましたが、慣れてますんで後は自分でやりますからと話す。 昭和26年の分析表から泉質は単純温泉、源泉温度は25度、pH値7.5。 家庭の風呂と同じような蛇口をひねるとボイラーが起動し、加温された透明な鉱泉が出て くる仕組みです。 加温されているので鉱泉のパワーは弱くなってますが、ちょっと変わった臭いとまろみの ある湯であることは確か。でも何となく生活感のあり過ぎる浴室では心が落ち着きません でした。 小さい湯船の跡もあり、親父さんに聞くと昔は湯治場で賑わっていたそうです。 冬期閉鎖ですが今でも宿泊は可能で山の幸がどんどこ出てきそうな温泉宿でした。 2007年10月入湯 300円 笠松温泉 ココが温泉なのか~ ![]() 裏から見た笠松温泉の宿 生活観有り部屋もありそうです ![]() 浴室 洗濯機が・・・ ![]() 湯船 温度を下げると源泉のままの鉱泉が・・・ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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