たけぽの「平常心是道」

2007/10/27(土)21:44

山陰本線乗り鉄記(完)サンライズ出雲

鉄道写真(42)

10月14日の山陰本線乗り鉄記も、いよいよ本日のサンライズ出雲で最終回となりました。 長い一日だったような、あっという間だったような・・・ 益田から乗った特急スーパーまつかぜ12号は、若干遅れて出雲市駅に到着しました。 サンライズ出雲の発車まで、あと1時間ありますので、ここでも途中下車して食料を調達しに行きました。 サンライズ出雲は食堂車も車内販売もないので、必要なものは事前に買っておかなくてはなりません。 山陰本線出雲市駅(発車案内) posted by (C)たけぽ サンライズ出雲の入線は18:45頃とのことで、早めにホームに上がって待ちます。 待つことしばし、暗闇の中からボリュームのある車体が姿を現しました。 山陰本線出雲市駅(サンライズ出雲) posted by (C)たけぽ 私の乗ったのは1号車、この写真の車両で、下段の一番手前の窓の個室です。 いや~、夜行の寝台なんて高校の修学旅行で博多から東京まで乗ったブルートレイン「さくら」の客車3段寝台以来なので、わくわくします。 ・・・子供か!(笑) 早速車内に入ってみると・・ サンライズ出雲の車内 posted by (C)たけぽ 7両編成のうち、3号車と5号車以外は総2階建てなので、車内にはいると階段があります。 正面上が2階の通路、1階へは左の階段を下りていきます。 個室の広さを確保するためでしょう、通路は最小限度の幅しかない感じです。 個室のドアを開けると・・ サンライズ出雲(個室シングル) posted by (C)たけぽ 通路と同じくウッディーな内装で、落ち着けそう。 枕元には目覚まし時計やFMラジオ(イヤフォン必要)、照明のスイッチがまとめられています。 部屋はベッドで目一杯・・大きい荷物があったらどこに置くんだろう!? サンライズ出雲(個室シングル) posted by (C)たけぽ こちらは足もとです。 毛布に枕に寝間着、コップにゴミ袋が用意されています。 ちなみに入り口のドアは、4桁の暗証番号で簡単にカギがかけられるので、トイレや自販機コーナーに行くときも安心です。 さながら天井の高いカプセルホテルというところでしょうか。 但し寝台料金はビジネスホテル並ですが・・・ 必要最小限のスペースですが、広すぎずとても落ち着きます。 座ろうが寝ようが自由、他人に気兼ねしなくていいのが何よりです。 靴を脱いで、さて腹ごしらえと思ったら、車掌さんが検札に来ました。素早い・・ 「ごゆっくりお休みください。」・・はいそうします。 車掌さんは出雲市から東京駅まで12時間通しで勤務だそうです。 出雲市駅で買った駅弁 posted by (C)たけぽ 出雲市駅で調達した駅弁です。 カニ寿しはちょっと酸っぱすぎかな・・焼さば寿しは、これは脂がのってうまかったです。 益田の駅で売っているということで昼を抑え気味にしていたのに、時間が遅くて売り切れだったので、もう腹ぺこです。 益田の仇は出雲市で。 それにしても量が多すぎました。胃がもたれた~。 電車は時間通りに、滑るように動き出しました。 この日は朝からここまでずっとディーゼルカーを乗り継いできたので、電車が如何に静かで快適かよく分かりました。 もっとも、寝台車ですから、うるさかったら眠れませんけど。 出雲市を出ると、宍道、松江、安来、米子とこまめにとまって行きます。 米子の先、伯耆大山(通過)から伯備線で倉敷に向かうので、長かった山陰本線ともここでお別れです。 残りの区間、伯耆大山から京都までも、またいずれ訪れたいものです。 サンライズの個室寝台は、なかなか快適でした。 いつでも横になれるのはいいもんです。 一階は視線が低いかと思ったら、意外とそうでもなく、駅に入らない限りは気になりませんでした。 山陽本線岡山駅 posted by (C)たけぽ 新見、倉敷ととまって、岡山駅に到着すると、サンライズ出雲の前に高松からやって来るサンライズ瀬戸7両を繋いで、堂々の14両編成で東進します。 これは岡山駅で、窓から見たホームです。窓の位置が、丁度ホームと同じ高さです。 この次に乗る機会があったら、2階に乗ってみようと思います。 その後は姫路に着いたのと、大阪駅のホームのアナウンスが聞こえた記憶はあるんですが、あとはさっぱり・・ しっかり眠って、気が付いたら静岡県の富士駅に到着するところでした。 熱海あたりからは見慣れた風景で、定刻通り朝7時過ぎに東京駅に到着~。 東京駅(サンライズ出雲/瀬戸) posted by (C)たけぽ 明るいところでみたら、こんな色の電車です。 久しぶりの寝台列車はなかなか快適で、疲れも残っていませんでした。 東京駅からは山手線、西武線を乗り継いで、8時過ぎに自宅の最寄り駅に到着、下関からぴったり24時間の旅は終わりました。 いや~、実に楽しかった。結婚式に呼んでくれたW君には感謝の言葉もない。 悪いけど、結婚式はすっかり「ついで」になっちゃいました。(爆) 山陰本線乗り鉄記(完) ※画像は3回クリックで長辺1280表示になります。  フォト蔵のサーバがくたばっている場合は画像が出ません

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