タンポポといったら都会でもおなじみの花ですね。
しかしこれがまた厄介な代物なんです。
何せ、どの花も同じに見えて、狭山丘陵だけでも7~8種類ほど咲くようです。
しかも交雑しているのも多くて、純粋にこれは何とかタンポポ!と言い切れるのがどれほどあるのか・・
野菊やイヌホオズキなんかもかなり難解ですが、タンポポの見分けは別格です。
イネ科やカヤツリグサ科にも勝るのではないかと思うほどです。
で、アカミタンポポ。
荒地でも育つ外来種で、街中の街路樹の根元なんかに咲いているのはこれが多いんじゃないでしょうか。
【写真】
アカミタンポポ(赤実蒲公英) キク科
特徴はセイヨウタンポポと同じく総苞片が反り返るところかと。
花はセイヨウタンポポよりやや小ぶりに思えます。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2011/04/28 13:04:56
Tv 1/160
Av 3.5
ISO感度 400
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
名前の由来は種の色で、ご覧のようにレンガ色をしています。
セイヨウタンポポの種はコーヒー牛乳色なので、種を見ればどっちか見分けられます。
でも、綿毛ができていないと私には確信持ってどっちとはいえません・・
これはたまたま綿毛があったので撮りました。
でないとセイヨウタンポポだと思ってスルーしていたでしょう。
タンポポの綿毛を見つけたら種の色をご覧になってください。
街中でもきっとアカミタンポポが見つかります。