7回に分けて掲載した豊岡線の鉄塔シリーズも今回で終わりです。
題名は「豊岡線」ですが、すでに豊岡線は1号鉄塔まで載せて終わってしまいました。
1号鉄塔の先がどうなっているかというと、上の写真の異型鉄塔に繋がっています。
鉄塔の番号札より青梅線85号鉄塔であることが分かります。
この写真の奥に続くのが豊岡線で、右方向にこの日の終点である青梅変電所があります。
青梅線の送電線はこの鉄塔で90度右に折れている・・というよりも見た目は枝分かれしているようでした。
手前にはまだしばらく一直線に送電線が続き、新多摩変電所に至ります。
追いかけたいところではありますがこの先は山の中なので平地を制覇したら考えましょう。(笑)
青梅変電所に行く前に、まっすぐ伸びる青梅線を1基だけ辿ってみました。
青梅線84号鉄塔は車どおりの多い道路わきにありました。
豊岡線から一直線です。
この送電線の歴史を紐解くと、古くは黒部幹線の系統で一直線に伸びる豊岡線方向がメインルートだったようです。
横田基地や入間基地といった軍事施設(空港)の設置で場所が何度か変わったらしいですが詳しいことはよく分かりません。
ようやく青梅変電所に向かいます。
一昨日も書きましたが、東京都側に入ってからきれいに区画整理してあったのでもう迷うことはありません。
続く青梅線86号鉄塔から見ると、こっちが枝線に見えます。
なお、送電線の分岐には特に仕掛けはなくて、二股に分かれているだけです。
そしていよいよ最終の青梅変電所に立つ青梅線87号鉄塔に到達しました。
めでたし、めでたし。
とりあえずトイレに行きたくて仕方がなかったので変電所となりの巨大ホームセンターで拝借しました。
青梅変電所あたりはたくさん鉄塔があって、某総合電気メーカーの工場専用とか、ほかにもありそうです。
ま~その辺は時間があったら追々楽しむということで。
日が落ちるのが早いので、ここは早々に撤退。
iPhoneの自転車NAVITIMEを八高線金子駅に設定し、音声ガイドを頼りに最短コースで帰宅の途につきました。
さすが自転車用ナビ、さっき通った畑の中の迷路みたいな砂利道を案内してくれます。
豊岡線4号鉄塔の足もとをかすめ、細い道を行くと・・おっと金子駅の西側じゃないか!!
車は東側の駐車場にあるのに。
2012年1月7日
(完)
本日(1月21日)の夜行バスで関西方面に向かいます。
親父の七回忌です。
行きがけにちょっとだけ寄り道をしていくつもりなのでもしかしたらちょろっと写真を載せるかもしれません。