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根を詰めて仕事をしていたら、脳がウニになったので
今日は思いきって映画を観に行くことにした。 頭をリフレッシュさせるために、ぼくはよく映画を観る。 仕事で文字を読むことが多いので、本を読むのは、あまり頭を休めることにならな い。 文章を読むのは、自分で能動的にページを開いて想像を逞しくしなくてはならないの で、疲れるわけである。 残念ながら、ぼくは文章を読むのが遅い。文体を確かめつつ取りこみ、こまかいディ テールに注目するからだろう。 プロット作りは昔から苦手だ。いちおう描写には自信があったのだが、最近その限界 も感じつつある。 もっと人の心に触れるような描写を模索中。 最近やっとウィリアム・ギブスンの『あいどる』を読み終わった。廃物空間3部作の 第2部だ。 3作目にして完結篇の『フューチャーマチック』は、いったいいつ読めるかわからな い(タメイキ)。 パソコンを打てない状況のときだけ、細切れに読んでるの、仕方ないかもしれない。 1作目『ヴァーチャルライト』や2作目も、一応単独長編であるが、どうも尻切れトン ボの感じが否めない。 『ニューロマンサー』以来の傑作、と誉れ高い続きを、早く読みたいものである。 ギブスンを読んでいつも思うのだが、通常に考えたら“社会的なダメ人間”たちを どうしてこうもスタイリッシュに魅力的に書けるのか? ダメ人間のひとりとして、 参考にしたい。 さて映画であるが、基本は受動的に座っていれば頭に入ってくるので楽である。 (むろん、分析する見方をしたら、楽ではないが) 見逃していた『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』のリマスター版がタイミングよ く公開していた。 『ビートル・ジュース』の頃から、ティム・バートン監督は大好きだったのだが この作品は原作とキャラデザインのみだけだと聞いて、スルーしていた。 しかし公開終了後、観た人からかなり評判が高かったので、悔し涙を流していたの だ。 改めて観ると、ストーリーはタイトルで想像がつくほど他愛がない。だが、そこがい い! ホラー好きな子供のための御伽噺として、じつに楽しく美しく作られている。 女性陣は主人公の“かぼちゃ頭のジャック”が可愛いと言うが 男である自分は、やはり“継ぎはぎ細工のサリー”の痛々しさが素敵である。 前座の短編映画2本が、本編への素晴らしいイントロダクションになっている。 短編はティム・バートン自身が監督しており、特にその1本目「ヴィンセント」は キャラクター・デザインもストーリーもティム・バートンそのもので笑わせてもらっ た。 次は『キャット・ウーマン』を観る予定。 では、仕事に戻ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月09日 20時27分40秒
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