2005/07/11(月)14:03
バンコクから屋台が消えた!
今日バンコクにいる方は、街に出たとき何か異変を感じたことと思います。
どうしたわけか、今日はやけに静かです。
そうです。
今日のバンコクは道に屋台が出ていません!
実はバンコク市の新しい条例で、これから毎週月曜日は道で物を売ったり置いたりすることが禁止されました。
今日がその初日です。
竹亭もお店の看板を道に出すことが出来ません。
この条例の目的は、食べ物を売る屋台が道を汚すので、週に1回強制的に休ませて街を少しでもクリーンにすること。
それから、歩道から溢れんばかりになっている屋台を休ませて、歩道を歩行者に返すこと。
ちなみに、この条例に違反したら罰金5000バーツ(約13,500円)が科せられるそうです。
でも、屋台で商売している人たちにも生活がかかっています。
ただでさえ景気が悪いのに、一日分の売上を失うのは痛いでしょう。
この条例には、当然賛否両論があります。
この先、この条例が長く続くかどうかはわかりませんが、とりあえず今日の午前11時半のカオサン通りの写真です。
いつもは、服、アクセサリー、お土産、食べ物、違法コピーCD,DVDを売る屋台が歩道を埋め尽くしているのに閑散としています。
カオサン通りがやけに広く感じられます。
でも、屋台が大好きな私にはちょっと寂しい光景ですね。
屋台はタイの心とまでは言いませんが、タイでの暮らしが屋台抜きに語れないのも事実です。
これからこの条例がどこまで守られていくのか、注目しています。
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