|
テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日、バンコク市内にある「バーン・クルー・ノーイ」(ノーイ先生の家)という孤児院を家族で訪問してきました。 場所はラマ9世橋でチャオプラヤ河を渡ったラッドブラナ通りのソイ26の中にあります。 この孤児院は、両親に問題があったり死別したりあるいは経済的理由で育てることが出来ない子供を可哀想に思ったノーイ先生という73歳の女性の方が、私邸を開放して無料で預かり育てている施設です。 現在は3歳から大学生まで65人の子供達がここで生活を共にしています。 すでに30年間運営されているとのことですが、個人で運営しているため充分な公的補助が受けられないようで、常に運営資金の問題を抱えてこれまでも何度も閉鎖の危機にさらされてきましたが、その度に各国大使館や援助を申し出るたくさんの人たちのおかげで乗り切ってきたそうです。 つい最近も累積する借金のために7月31日に閉鎖することになっていましたが、ある警察高官がノーイ先生に援助を申し出たため存続できることが決まったそうで、そのニュースを読んで私も彼女のことを知った次第です。 閑静な住宅地にあるノーイ先生の家は、古ぼけてはいますが明るく広々としていて気持ちがいいです。 その中で子供達が歓声をあげたり笑い転げながら遊んでいたり、年長の子供が下の子供に勉強を教えたりしています。 65人もいるから喧嘩することもあるだろうけど、みんなで仲良く暮らしているようですね。^^ どの子もこぼれるような笑顔でとても可愛いです。 人懐っこい子供が私の手を握って話しかけてくれたりもして嬉しかったです。 ノーイ先生はやはり御高齢で歯もほとんど抜け落ちて長年のご苦労のほどがうかがえますが、私は貧しい子供達により良い機会を与えることに幸せを感じているだけですと仰っていました。 30年間もの間、こんなに大勢の子供達のお世話を続けてこられたなんてすごいことです。 私にはとても真似は出来ません。 それから、子供はみんなお絵描きが大好きだから、今回はたくさんのスケッチブックとクレヨンと少しばかりのお金を寄付させていただきました。 また、ノーイ先生に今度来る時はどんなお土産がいちばん子供達に喜ばれますかと尋ねたら、牛乳やお菓子などの食べ物がいいそうです。 きっと予算の関係でおやつまで充分に食べられないのだろうなと思い、次回はお菓子を山ほど抱えて訪問しようと思いました。^^ 日本人の方でボランティアをされている方や興味のある方も多いかと思いますが、この孤児院はカンチャナブリやアユタヤ、北タイの施設まで遠出をしなくてもバンコク市内でとても行きやすいです。 行かれる際はGeogle Map で「 Ban Kru Noi Playground」と検索すると場所がでてきますので参考にしてください。 自分で運転して行かれる場合は、近くに無料で車を停めることの出来る広場があります。 電話番号は02-871-3083です。 英語はたぶん通じません。 それから、子供達を訪問するのは学校が休みの土日、祝日の午前9時以降ならいつでも良いそうですが、あらかじめ電話を入れておくと確実だと思います。 Face book に西洋人の支援者が作ってくれたという英語のページ「Ban Kru Noi」もあります。 また、孤児院にボランティアというととても立派なことをしているように聞こえるかもしれませんが、少しでも可愛い子供達のお役に立ててとびっきりの無邪気な笑顔に癒されて自分が幸せを感じるという体験です。 この幸福感を未体験の方は、この機会にぜひお気軽にノーイ先生の家の子供達を訪ねてみてはいかがでしょうか。 日記を楽しんで頂けたら、下の3つのブログランキングのアイコンにぜひ応援クリックをお願いいたします。 皆様から頂く貴重な一票とコメントを励みに更新しています。^^ どうぞよろしくお願いいたします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
多くの人の善意で支えられている施設なのですね。
以前スリランカにパックツアーで行った時、民家訪問が組まれていて参加した女性が、お絵かきセットを持参して配っていました。 確実に子どものためになるので、いいなと思いました。 インドではガイドから、食べ物はいいがお金はいけないと言われ、小銭は別としてお菓子などをあげるようにしています。 (2015.07.27 10:02:17)
素晴らしい情報ありがとうございます!
私は毎年「自分のため」に 寄付させてもらってますが、 素晴らしい活動をされている方の応援をすると 少しはお役に立てたかな?と幸せを感じます。 自分ではこんな大変なことできませんもの。 お菓子と牛乳ですね♪ 日程的に子どもたちには会えそうにありませんが、 ノーイ先生にお会いしてきたいと思います。 (2015.07.27 11:06:19)
いつもコメントありがとうございます。
民家訪問が組まれていて参加した女性が、お絵かきセットを持参して配っていました。 それはとても楽しかったでしょうね。 子供達の飛び切りの笑顔と歓声に囲まれて幸せだったことでしょう。 (2015.07.27 13:03:15)
いつもコメントありがとうございます。
>お菓子と牛乳ですね♪ >日程的に子どもたちには会えそうにありませんが、 >ノーイ先生にお会いしてきたいと思います。 ----- 拙ブログがお役に立てて光栄です。^^ ぜひノーイ先生に会いに行かれてください。 喜ばれますよ。 ラッドブラナ通りのソイ26のに入ったあとGeogle Mapを辿って進み、最後の三差路を出た正面に壁と壁の間の人す一人が通れる位の細い路地というか隙間があります。 そこを通り抜けると小さな公園がありその横を歩いていった左側がノーイ先生の家です。 あちこちにノーイ先生の家の方向を示した看板がありますが、タイ語なのでわかりにくいかもしれません。 私も近所の人に教えてもらいながら行きました。 地元では有名な方ですから皆知っているようです。 (2015.07.27 13:12:56)
近くにこんなところがあったのですね。次回訪タイにときに土日があれば是非連れて行って下さい!よろしくお願いします!
(2015.07.27 13:26:17)
いつもコメントありがとうございます。
>近くにこんなところがあったのですね。次回訪タイにときに土日があれば是非連れて行って下さい!よろしくお願いします! ----- この場所は30年もやっているのに日本人にはほとんど知られていないようです。 タイミングが合ったらぜひご一緒しましょう。^^ (2015.07.27 13:30:50)
生意気だけど、施しをするだけがボランティアじゃないような?
学生の頃、同級生に おしぼり屋 の息子が居て、使い古したおしぼりを貰い受けて、養護学校に持ち込み、生徒たちに4~5枚ほど重ねて縫って雑巾にしてもらいました。 その雑巾をおしぼり屋に買い取ってもらって、その代金を学校に渡すボランティアをしていました。 雑巾作りで得たお金は、学芸会の衣装を買ったりしていたようですよ。 おしぼり屋は、取引先に事情を話して買ってもらっていたのですけどね。 紙おしぼりも多くなっているし、タイは飲食店などの協同組合組織形成があまり出来ていないようだから、小生がやっていたようにはいかないと思うけど。 自分たちで稼いだお金で、好きなおやつを買うのも教育の一環になるかも? まあ、ノーイ先生がどう思うかだけど。 典型的なタイ人の思考回路で、タンディーダイディーなら無理だけど。 おしぼり雑巾は1つの例だから、それに捕らわれないでね。 (2015.07.27 17:19:18)
いつもコメントありがとうございます。
確かにいろいろなボランティアの方法があるだろうと思います。 それぞれが、自分に出来ることを無理のない範囲でやればいいのではと私は思っています。 (2015.07.27 18:02:31)
あっ、この先生の施設のことは、タイの新聞で読んだことがあります!
その時もたしか資金難で危なかったところをどこかの大使館の寄付で工面できたといった内容だったように思います。 私は記事を読んだだけでしたが、竹亭さんは行動に移すところがさすがです。 今回も滞在で小学校の建物の上にあるお寺に行ったのですが、ちょうど休み時間で子供達が飛び回っていてとても可愛かったです。この先生の施設の子供達も幸せに生活を送って欲しいですね。いつか私も旅の一環で訪れてみようかな。 (2015.07.27 19:47:23)
いつもコメントありがとうございます。
>あっ、この先生の施設のことは、タイの新聞で読んだことがあります! そうですか。さすがタイ情報通ですね。 私は26年も住んでいるのに、知ったのはごく最近です。 この先生の施設の子供達も幸せに生活を送って欲しいですね。いつか私も旅の一環で訪れてみようかな。 > ----- ぜひぜひ行かれてください。 子供達が可愛くて可愛くて癒されます。 (2015.07.27 19:59:20)
偉大すぎて、わたしごときがコメントできないですね。
儲かるよと言われても同じことは絶対やれないと思うぐらいなのに、常に閉鎖の危機に直面しながら続けておられるんですね。 月並みな言葉でバカみたいなんですけど、敬服しかないです。 (2015.07.27 20:49:15)
この記事を読んで、コメント書くには時間かかりました。感動しました。
ノーイ先生の心は素晴らしいですね。 橋本さんも新聞の記事を読んで、行動に出ることはすごい! いつか孤児院を訪問したいです。 (2015.07.27 23:37:48)
いつもコメントありがとうございます。
>儲かるよと言われても同じことは絶対やれないと思うぐらいなのに、常に閉鎖の危機に直面しながら続けておられるんですね。 ----- 大勢の子供達を抱えてどれほどのプレッシャーのなかで頑張ってこられたのか。 強い方ですね。 尊敬に値する方です。 (2015.07.28 01:46:42)
いつもコメントありがとうございます。
>橋本さんも新聞の記事を読んで、行動に出ることはすごい! > 私の場合は子供と遊ぶのが大好きだというだけです。 日本にいた頃、保父さんになりたいと思ったことがあるくらい子供が大好きなだけなんです。 (2015.07.28 01:48:35)
人生どんなに貧乏していても、死ぬ前に、1つくらい良いことをしても良いような気がします。気が向いたらご一緒願いたいものですね
(2015.07.28 12:57:57)
いつもコメントありがとうございます。
>人生どんなに貧乏していても、死ぬ前に、1つくらい良いことをしても良いような気がします。気が向いたらご一緒願いたいものですね ----- ボランティアというととても素晴らしい行いのように聞こえますが、私の乏しい経験からも言えるのはそれをすることによって自分が幸せな気持ちになれるのです。 世の多くのボランティアの方たちもきっと喜んでもらえることで幸せになれるから活動を続けていらしゃるのだろうと思いますよ。 タイミングが合いましたらぜひご一緒しましょう。 (2015.07.28 13:21:40)
良いニュースを聞かせていただきありがとうございます。
ノイさんの活動には敬服いたします。 また、このことを記事にされた竹亭さんにも敬服いたします。 出来ることを実際に行動に移すことは相当なエネルギーが必要です。 感謝です。 (2015.07.28 19:40:27)
いつもコメントありがとうございます。
ノーイ先生は凄い方です。 普通に人には出来ないことですよね。 私はただの子供好きで子供と遊ぶのが大好きなだけです。 (2015.07.29 01:40:29)
素晴らしい先生です、頭が下がります。
ですが、こういった時代です、誰かSNSに強いブレインがいればドンドン発信して、この先生の施設への資金は集まるのじゃ無いだろうかと思うのですが…。 何とか先生と子供達に幸運が訪れることを祈っています。 (2015.07.29 02:35:20)
いつもコメントありがとうございます。
>ですが、こういった時代です、誰かSNSに強いブレインがいればドンドン発信して、この先生の施設への資金は集まるのじゃ無いだろうかと思うのですが…。 以前、ネットでタイのボランティアを検索したときもこの施設はヒットしていません。 バンコクにあるから通いやすいし、日本人の間でも知名度が上がれば支援者もきっと増えるでしょうね。 ちなみに、日本大使館も支援していると聞いています。 >何とか先生と子供達に幸運が訪れることを祈っています。 ----- 本当にそうですね。 先生と子供達の未来が明るい希望で輝きますように。 (2015.07.30 01:03:32)
素晴らしい記事に感動いたしました。
これまで、児童養護施設や療育センターで働いていたこともあり、タイの孤児院の現状を知りたいなと思い、様々なボランティア団体の資料を見ていたところ、こちらの記事を読ませていただきました。 8月にタイに行く予定ですが、こちらの施設は突然訪問でも可能なのでしょうか?差し支えがなければ、教えていただけないでしょうか? (2015.08.02 00:25:00)
拙ブログを読んでいただきどうもありがとうございます。
児童養護施設などで働かれていたのですね。 尊いお仕事をされて素晴らしいと思います。 ノーイ先生の家ですが、平日は子供達は学校に行っていますし、あらかじめ連絡をしてから行かれる方が良いかと思います。 電話番号は02 871 3083 日本からお掛けの場合は 6628713083 です。 (2015.08.02 13:55:02)
初めまして!記事読ませていただきました。
実は来月、タイに行くのですが、ボランティアをしたいと思っています。 そこでぜひ、訪れた孤児院を訪問してみたいと考えているのですが、そこの施設のご連絡先(メールアドレス)をご存知でしたら教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。 (2016.01.31 12:53:57)
拙ブログをお読み頂きどうもありがとうございました。
ボランティアに行かれるのですね。 先生も子供たちも大喜びすると思いますよ。 メールアドレスはわかりません。 ノーイ先生も英語はほとんどわからないと思います。 私は連絡無しで直接訪ねていってしまいましたが。あらかじめ電話をされていくことを伝えておくのもいいかもしれません。 楽しく有意義な一日となることを祈念しています。 (2016.01.31 13:28:41)
お返事ありがとうございます。
英語での会話は難しいでしょうか?電話してもコミュニケーションはとれない感じでしょうか…(´・_・`)?? 日本から電話かけて大丈夫ですかね? 質問ばかりで申し訳ございません。 お返事お待ちしております!! (2016.02.01 18:53:44)
>英語での会話は難しいでしょうか?電話してもコミュニケーションはとれない感じでしょうか…(´・_・`)??
>日本から電話かけて大丈夫ですかね? >質問ばかりで申し訳ございません。 >お返事お待ちしております!! ----- 私は彼女とタイ語で話しをしたので英語をどのくらい理解するのかはよくわかりません。 ただ、白人のボランティアも行ったりしているので簡単の英語は通じるのではないかと思います。 お電話してみたらいかがでしょうか。 (2016.02.01 19:41:49)
お返事ありがとうございます。
お電話ですが、日本から大丈夫でしょうか? もし他の施設もご存知でしたら教えていただきたいです!! よろしくお願いいたします。 (2016.02.01 23:17:28)
>お電話ですが、日本から大丈夫でしょうか?
>もし他の施設もご存知でしたら教えていただきたいです!! >よろしくお願いいたします。 > ----- 電話はもちろん日本から出来ますよ。 それから、他の施設ですがインタネットでタイ、ボランティア等のキーワードで検索してみてください。 いろいろな団体がでてきます。 ただ、地価の関係かバンコクではなく地方で活動している団体が多いです。 (2016.02.01 23:43:07)
ありがとうございます。
今電話してみたのですが、使われていないみたいです...6628713083で合っていますか? ご迷惑おかけして申し訳ございません(;o;) (2016.02.02 09:24:13)
>今電話してみたのですが、使われていないみたいです...6628713083で合っていますか?
>ご迷惑おかけして申し訳ございません(;o;) ----- 今、電話してみましたがノイ先生が電話に出られました。 もう一度電話してみてください。 ちなみに施設を訪問するのは、土日の午前9時から夕方5時までの間が都合が良いそうです。 お出でになる前にあらかじめご一報くださると有難いそうです。 (2016.02.02 13:25:23)
お手数おかけして申し訳ございません。ありがとうございます!電話番号ですが、前にプラスマークをつける必要とかありますか?なかなか今でも繋がらなくて(;o;)
(2016.02.04 12:55:55)
はるなっちょさん
>お手数おかけして申し訳ございません。ありがとうございます!電話番号ですが、前にプラスマークをつける必要とかありますか?なかなか今でも繋がらなくて(;o;) ----- (2016.02.09 13:43:14)
>>お手数おかけして申し訳ございません。ありがとうございます!電話番号ですが、前にプラスマークをつける必要とかありますか?なかなか今でも繋がらなくて(;o;)
>----- > ----- いえ、プラスマークは必要ありません。 6628713083 で合っています。 日本から海外へ掛ける時の最初の番号は正しいですか。 ご不明の点はお使いの電話会社に問い合わせて見られたらいかがでしょうか。 (2016.02.09 16:41:37)
こんにちは。この記事に共感できコメントさせていただきます。
実は8月にタイへ行く予定です。私もこのような孤児院へ行き何かしたいという思いがあります。 初めてのことで不明点が多いのですが、あちらでのニーズや持っていくと良いものなど教えていただけると大変嬉しいです。 また、事前にアポをとっていった方がよいのでしょうか? (2016.06.22 18:31:54)
コメントどうもありがとうございます。
8月にタイにお見えになる際に、孤児院を訪問されたいとは素晴らしいことだと思います。 ただ残念なことに、ノーイ先生の施設は経営上のお金の問題で閉鎖されてしまったそうです。 その他の孤児院は、地方の県にあるものが多いです。 バンコクは土地が高いので、経営するのが大変なようですね。 ネットで検索すればいろいろと施設がヒットすると思います。 それから、どこの施設を訪問するにも事前に連絡して相手の都合のよい時間帯を選んで行かれるのが良いと思います。 持っていく物は、率直に言って現金が一番です。 それから、日本から行かれるので日本のお菓子やチョコレートなど甘い物は子供たちが喜ぶでしょう。 あられやせんべいはタイ人のはあまり好みません。 それから、日本の玩具も喜ばれそうです。 (2016.06.22 19:39:15)
日本で影絵のボランティアをしています。来年バンコクの孤児院を訪問して子供たちに影絵を見せたいと思っていますが、ノーイ先生の家はまだありますでしょうか。
(2019.07.04 09:51:23)
|