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テーマ:恋愛について(2606)
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酒に酔い
一人で居酒屋を抜け出した。 仲良くなったおじさんに魚をあげようと。 俺の友達二人と彼女と俺の四人の飲み会。 二次会の席で隣で飲んでたおっさんにからまれ 意気投合して酒をおごってもらった。 本来は彼女を友人に紹介する会だった。 主役は彼女。 俺が司会だった。 家にかえって 喧嘩になった。 もっと空気を読んで! でも 俺は悪くないといった。 ホントは俺が悪かった。 立場も考えず 気も使わず。 寂しかったろう。 もっと楽しいものになる筈だったのに失望させたろう。 よった勢いで喧嘩になり 気まずくなって家を飛び出した。 怒った勢いで何も見えてなかった。 あんな時、彼女は積極的に指摘できるタイプじゃなかった。 ちょっと、こっちでも話してよ。 その一言がいえないから気づいてやらなきゃあかんかった。 自分の特技。 誰とでも仲良く。 笑顔とありがとうがモットーだった。 それをけなされた気がして怒った。 でも論点はそこじゃなかった。 けなされたと思い、余計にひどいことを言った。 追い出されて当然だった。 次の日の朝は五時に目が覚めた。 喧嘩をした。 ひどいことしたから謝らねば。 宿を飛び出し、 急いでアパートへいった。 家には入れてもらえなかった。 冷たい目 昨日の朝は抱き合っていたのにどうしてこうなったのか。 チェーンロック越しに謝った。 背を向けられ扉を閉じた。 引き留められることを期待したが駄目だった。 そのまま宿へ戻り、 二時間天井を見つめた。 やっちまった。 その日の夜少しだけメールをした。 あなたの本性を見た。 あなたに対する見方が変わったと。 一晩で百八十度見かたが変わったのか。 問いかけたがメールしてこないでと。 売り言葉に買い言葉で少し反論もした。 でも最後に就カツがんばれと付け加えた。 返事は無かった。 怒らせたんじゃない。 失望させたのだ。 謝っても許してはもらえないだろう。 酒を飲むと気が大きくなる。 でも酒のせいではない。 言ったのは紛れもなく自分自身だったから。 責をおうのは己のみ。 付き合うなかで逆の立場にあったことがたくさんあった。 ピンチのとき決まってピンチになった。 何度も考えた。 期待したものは得られないと。 不公平だと叫んだ日もあった。 でも自分も若い頃は許せずに悩んだことがあった。 だからがまんもできた。 初めてだった。 飽きることない愛。 こころん中から湧き出てくるようなこの気持ち。 将来を共に描いた。 夢のような時間。 だから頑張れた。 愛とはこういうもの。 幸せとはこういうものなのだと。 許して許される。 許してゆくことで許してもらえることもあると思っていた。 愛してるんだな。 でも信じてもらえないだろう。 この先どうなるか? 俺にわかるワケない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.09 14:47:29
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