MY DIARY

2019/07/21(日)22:55

宵々山の京都へ

お出かけ(166)

演奏会には娘がお付き合いしている人も聴きに来て、翌日はデートの予定だったので、 私は演奏会の後、衣装などの荷物を受け取って娘の部屋に届けたら ホテルに移動し、翌日は祇園祭を見に京都に行くつもりでした。 (もう結構な回数京都に行きましたが、祇園祭の時期には行ったことはなかったので) ところが、彼氏くん、数日前から体調を壊していたそうで、前日になって来名を断念。 なのでホテルは急遽キャンセルしました。 久しぶりのホテル泊、しかもオープンしたてのところだったので、 密かに楽しみにしてたのですが…^^; 忙しく過ごしてる娘なので、たまの休みはゆっくりしたほうがいいんじゃないかな… と思ったのですが、祇園祭に行きたいというので、2人で京都へ行くことになりました まずは一番有名な長刀鉾へ。 まだお昼前だというのに、すでに粽は売り切れという大人気の鉾でした。 函谷鉾も大きいです。 月鉾は女性も鉾に上がれるとのこと。 昼間なので列もそんなに長くなく、 娘は病気の彼のために(^^;)疫病よけの御利益のある粽を、 私はお願い袋を買って上がらせてもらいました。 会所の中には豪華な装飾品が飾られていました。 2階の通路を渡って鉾の中へ。 天井にも鮮やかな装飾がされていました。 願い事を書いた紙を入れておくと願いが叶うという「お願い袋」。 娘は去年学業成就祈願で白楽天山の粽を買ったそう。 願いが叶ったので、去年のを納めて、今年もこちらの粽を買っていました。 山鉾のあたりからいったん離れ、 北野天満宮前の「とようけ茶屋」でお昼にすることにしました。 ずっと行ってみたかったいつも行列のこの店、30分くらい待ったでしょうか。 待っている間にメニューのいくつかが終了、とお知らせがきました。 でもお目当ての湯葉丼はまだ大丈夫…と思っていたら 席に通された時にはすでに終了になっていました 2人とも湯葉が大好きなので、かなりがっかりしましたが せっかく並んだし、私はとようけ丼、娘は生麩丼を注文しました。 とようけ丼には黒豆湯葉、生麩丼にはしそ豆腐の小鉢がついてきたのが嬉しかった~ 小鉢はその時々で違うそうです。 ちょっと濃いめの味でしたが、おいしかったです いつかまた来るときには早めに来なくては^^; おなかも満たされ、次も私の行ってみたかった同志社大学へ 祝日でしたが、授業日だったようで学生がたくさん。 ちょっと恥ずかしかったですが、古い建物たちを見学させてもらいました。 娘は大学時代のオケ仲間が同志社大学だったので このチャペルでのオルガンコンサートを聴きに来たことがあるとか。 ステンドグラスがとてもきれいだったそうです。 次は娘のリクエストで下鴨神社へ 大学時代は近くに住んでいたので、良く来ていた懐かしい場所のようです。 糺の森を歩き、参拝してから「さるや」の「鴨の氷室の氷」を食べました。 口に入れると…わっ、ふわっふわ! こんなの初めて食べました。おいし~ 2人で1つ注文したのですが、1つずつでも良かったかも^^; 冷たいお茶も美味しかったです。 次も娘のリクエストで岡崎神社へ うさぎ神社とも呼ばれているそうで、「狛うさぎ」が迎えてくれました。 提灯にもうさぎの模様があったり、招きうさぎがいたり。 18時から四条烏丸付近が歩行者天国になるので、その前にバスで戻ることにしましたが まだ17時半頃だったのに、バスはすでに迂回になっていて 思いがけず知恩院前で降りることになってしまいました。 四条烏丸に向かう途中で「ななや」の抹茶アイスを食べようと思っていたのですが ぶらぶら歩いていたらいつの間にか営業終了の18時がせまっていて、 走ってお店まで行くはめに^^; 「​ななや​」は静岡県藤枝市が本店で、支店が東京にもありますがなかなか行く機会がないので^^; 抹茶の濃さが7種類もあり、普通が「3」、一番濃い「7」はお値段もプレミアムです。 食べ比べのために「4」と「7」を注文しました。 どちらも美味しかったですが、「7」は後味がより深い感じがしました 歩行者天国となった街はもの凄い人でした 昼間に少し歩いておいて良かった~ 放下鉾の見送りはふくろうの絵がかわいかったです。 下の金具にもふくろうがついていて、1つ1つ表情が違うのが気に入りました。 山伏山の飾りは竜の表情がユーモラス。 会所の中で、茅の輪くぐりを初体験しました。 暗くなってきて提灯に灯がともるととてもきれいでした。 山鉾ごとに売っているものが違うのも楽しいです。 占出山ではアユの形のお菓子を売っていました。 四条傘鉾のところでは道でお囃子をやっていました。 私の実家の街のお祭りのお囃子は太鼓中心のスピード感がある威勢のいいものなのですが 祇園祭のは笛や鐘が印象的なゆったりしたリズムで、上品だな~と思いました。 蟷螂山はカマキリが乗っています。 からくりのカマキリが引いてくれるおみくじには行列ができていました。 豪華な船鉾は船首の鳳凰(?)がかっこいいんだけれど少し丸みを帯びた姿がかわいかったです。 通りにはミニチュアの山鉾が並べて飾られているショーウィンドウがいくつもあり、 かわいくて欲しくなってしまうくらいでした。 でもこういうのは1つじゃなくて並べて飾りたいです(買えないけど^^;) 後祭の鷹山は休み山なので、山のミニチュアの代わりに鷹みくじを並べているお店があって、 それがとってもかわいかったです。 ​鷹山授与品​ ​ 【京都】祇園祭 鉾(ほこ)ミニチュア 長刀鉾(小)​ 軽く食事をして9時過ぎには四条の駅で娘を見送りました 今回は娘と過ごす時間はほとんどないはずでしたが、 思いがけなく楽しい時間を過ごすことができました。 (娘たちには気の毒でしたが) 1人の気楽さもいいけれど、好きなものが似ている娘と行動するのは楽しいです。 美味しいものをシェアして食べたり、知らないことを体験できたのも娘がいたから。 付きあってくれてありがとう。 私の乗る夜行バスの集合時間まではまだ1時間以上あったので 最後に中心部から離れた山をいくつか見に行きました。 中心部から離れているせいか、少し寂しい感じで、片付けが始まっているところもありました。 岩戸山では1度Tシャツを購入すれば、毎年それを着てくれば山に上がらせてくれるそうです。 木賊山では「(うちの山を)宣伝しておいてくださいね」と言われました。 山鉾の飾りや御神体は会所に飾られているところがほとんどだったので 特に山は枠組み(?)だけでちょっと寂しい感じのものが多かったですし 鉾も雨除けのために周りがビニールで覆われていました。 巡行の日、晴れればこれを外すのでしょう。 宵山を見ることができて、結構満足したつもりでしたが ちゃんと飾り付けられ、ビニールも外された豪華な山鉾が街を進む様子も見てみたいなぁと、 新たな欲がでてきてしまいました。 お土産も祇園祭限定のがたくさんありました。 雅苑「祇園祭たまごせんべい」

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