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瀧波雅彦の日記

アメリカ国内線航空券の上手な買い方2006


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アメリカ国内線航空券の上手な買い方2006


米国内線の航空運賃は日本におけるそれとは事情が異なっている。アメリカ国内では各航空会社が、都市間毎の需要に応じて独自の判断で自由に運賃を決めてもよいシステムになっている。その上、航空券のクラスも F (ファーストクラス)、C (ビジネスクラス)、Y (ノーマルエコノミークラス)、B、Q、M、K、V (ディスカウントエコノミークラス) と種類も豊富であり、大変複雑な料金体系になっている。例えば最もポピュラーなコースといえるニューヨーク―ロスアンゼルス間の片道運賃は150種類ものオプションから選べる。更に往復割引運賃が245種類も設定されている (2006年9月現在)。従って旅行代理店に旅行条件を述べる際には、詳しく知らせることが望ましいだろう。そうすることによって、旅行代理店では膨大な選択幅から最適な運賃を提示できるのである。

1. 航空会社による料金差

各航空会社の様々な思惑により運賃が設定されている。例えば、運行便を多く抱え、得意な路線は少し高めの運賃を提示したり、またこれから力を入れたい路線ではサービス料金を提示したりする等、それぞれの航空会社によって政策は異なっている。運行路線は限られながらも格安の運賃を出しているのは、ジェットブルー、ミッドウェイ、サウスウエスト航空、エアートラン航空である。また、アメリカ全路線として良心的な運賃を設定しているのは、アメリカウェスト航空、コンチネンタル航空、ノースウェスト航空などがあげられる。逆に高めの運賃を設定しているのは、ユナイテッド航空、アメリカン航空、デルタ航空である。運賃が低めの航空会社の場合、サービスや機内食などが多少不満な点も見受けられるが、特に気になるほどでもなく、料金の安さを優先したい旅行者には賢い選択といえる。というより節約、節約で大手の航空会社のサービスの食事や飲み物の量や質が落ちてきているともいえる。しかし、ここで注意しておきたいのは時期、路線、特別な理由などによって通常では高目の運賃を提示している航空会社が、その路線のみ、かなり低目の運賃を発行する場合もあるので必ず合わせて確認する必要がある。

2. 市場 (需要) の変化による料金差

区間の需要に応じて運賃が設定されるというシステム。一般では個人客よりビジネス客が多く見込まれる路線/旅行日は高めの運賃の設定である。オフシーズンには航空会社のディスカウントセールが実施されるので新聞の旅行欄などの広告を注意して見るようにするとよい。また、需要が特に落ち込む時期にはマイレージバンクの会員などに対して各航空会社から各種割引クーポン/同伴者無料航空券等が送付されてくる。更に深夜フライト割引 (通称レッドアイディスカウント) などもある。赤い目でのご旅行は運賃節約ができる、、、(苦笑)

3. 曜日/時期による料金差

オンシーズンの6~9月や、ウィークエンド (木12:00午後~月11:59午前) の間のフライトをはずした方が割安になる。そして、重要なこととしてSaturday Night Stay (土曜滞在を含める) があり、滞在地で土曜の夜滞在を含めて旅行をしなければ往復特別割引を行わないという各航空会社共通の大原則がある。航空会社としては個人旅行を安く、ビジネス旅行は会社払いなので高く料金を取るという方針のもとに、旅行者が土曜滞在するかどうかが見極めのポイントとなってくる。

4. 発着空港による料金差

同じ都市に複数の空港がある場合、発着空港により運賃が変化することがある。その主な理由としては、小さい空港などでは滑走路が短いためジャンボジェットが着陸できないので途中の別な都市で必ず乗り換えが入り、飛行時間が多くかかることになるからである。その不便な分、運賃が安くなるメリットがあり、また、ホテルの場所、訪問地、交通手段、発着時間等によって空港を使い分けると節約になる場合が多くある。ニューヨーク、ワシントン、ダラス、シカゴ、ロスアンゼルス、サンフランシスコ等2つ以上の空港がある都市では考慮に入れるべき点である。

5. 目的地へのノンストップ便か否かによる料金差

目的地途中に空港を経由するフライトでも乗り換えないフライトはダイレクトフライト (直行便) と呼ばれ、どこにも寄らないフライトはノンストップフライトと呼ばれる。また、途中経由地があるかないかによって航空料金が異なる場合もあるが、当然途中経由があるダイレクトフライトはノンストップフライトより低価格で設定される。

6. 航空券購入日による料金差

ADVANCE PURCHASE (事前購入) の原則
航空券購入日が旅行開始3、2、1週間前等に分けられ、購入日が早い程運賃が安くなるシステム。片道運賃の場合この規定とは別に3日前までに購入という運賃もある。更にフロリダ方面には現在週末旅行用の3日前購入の特別割引運賃実施中であり、週末のゴルフや小旅行などを計画する際には便利。

7. 空席状況による料金差 (SEAT AVAILABILITY 空席状況の原則)

ウィークエンド&オンシーズンを避け、早目に旅行を計画し、予定を変更せずに便を選ぶことで安いチケットを確保することができる。しかし、満席の場合どうしても運賃が安くならないことも生じてくる。同じエコノミークラスでも多くの種類があり、 (前述の B、Q、M、K、V、というディスカウントクラスが該当) 各会社は利益を生むために、綿密な計算による毎日その残りの席数を調整している。購入のポイントとしては、航空会社、旅行代理店からその都度新しい情報を集め確認をしておくこにつきる。割引運賃の利用日、予約方法、発見日、払戻し、変更などに制約があるほど航空券は割安となるが、安い航空券は予約後翌日までに航空券を作らなければならず、その後も一切の変更やキャンセルも認められない。このことを考慮するとともに手間や時間もかかるので、十分検討する必要があるだろう。
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最低・最高料金の利用条件対比
(例:NY ~ LA 間/エコノミークラス・往復航空券)

安い航空券の条件 (298ドルの場合)
予約日は、出発前の2週間前。
チケットの購入は予約日の翌日一杯に行う必要有り。
チケット購入後一切の変更は不可能。(帰りの便の変更は手数料を払えば出来る場合もある)
キャンセルの払い戻しは一切不要。


高い航空券の条件 (正規料金2,204ドルの場合)
空席があればいつでも予約可能 (出発当日でも可能)。
空席があればいつでも購入可能 (出発当日でも可能)。
チケット購入後でも航空会社の変更可能。
チケット購入後でも日付/時間の変更可能。
追加料金なし (または多少の追加) でストップオーバー可能
途中乗り替えなし、または最も便利な乗り継ぎを選べる。
キャンセルの場合払い戻し可能。

ある運賃では航空会社の変更は無効となるが日程の変更が可能となり、それ以外にも正規料金の条件と同じで1300ドルというものもある。このように最安値から最高値まで様々な条件を持つ150種類もの料金体系があり、最も条件の良いものを得るには詳しく調べてみなければならない。この条件、料金は常に変化していて毎日、毎時航空会社は料金改訂/条件改訂を行っている。以上のことを考慮したうえで、国内線航空券の購入を検討されたい。また、旅行代理店や他を通して航空券を買った場合は、その航空券を十分確認したうえでの旅行を勧める。



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