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瀧波雅彦のブログ

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国際線航空券の上手な買い方  2

国際線航空券の上手な買い方 2

日本からアメリカ 呼び寄せ便の上手な買い方

呼び寄せ便 (日本発アメリカ行航空券) シーズン

旅行開始日で運賃決定します。

ローシーズン:


1/3~2/28、4/1~4/25、5/3~6/30、11/1~12/24


ミドルシーズン:


3/1~3/30、7/1~7/19、8/16~9/30、10/1~10/31


ハイシーズン:


4/26~5/2、7/20~8/15、12/25~1/2


ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始が一番高いが、年度ごとまた航空会社によって多少異なる場合あり。近頃は予約が集中しやすく、シーズンの移り変わる安い最終日、初日は予約が困難である。ハイシーズンの期間は早目の予約が必要 (半年前等)



<航空券の種類>


呼び寄せ航空券:最低滞在期間3日期間/最高滞在期間3カ月。日本とアメリカの主要都市との往復割引運賃で割引率が高く最も利用されている運賃。幼児/子供割引もあり。航空会社により1回のみストップオーバー可能。


グループ便:帰りにストップオーバーが3回まで認められているのが便利。周遊券と組み合わせることもできる。ホテル、送迎も含まれる格安ユニットという旅行商品もある。




片道便:駐在や留学などの長期滞在者に便利。(一部航空会社のみ)





<航空券購入日>


最低1~2カ月前が適当だが、ハイシーズンの時期は予約の困難を考慮して更に早目の予約が必要。予約受付は11カ月前から可能。クーリエサービス (書類宅急便) を使うと約2、3日で日本まで配達出来る。





<ストップオーバー>


グループ便を使うと途中で好みの都市を立ち寄ることが出来る。また、日程およびフライトを合わせて米国に住む呼び寄せ人の国内線航空券を手配すれば日本から来た家族知人等と一緒にアメリカ国内旅行が楽しめる。ハワイ、NY、L.A.等の観光地を回るにはホテル、観光、レンタカー、オプショナルツアーも事前に手配しておくと便利。





<帰国日の変更>



一般に割引航空券は出発日/帰国後の変更は出来ない規定になっているが、一部の航空会社によってはサービスのため特別に認めているところもある。たとえ帰国日変更不可の航空券でも本人あるいは家族の病気や怪我の際、それを証明する書類 (医師の診断書) を用意すればほとんどの場合変更が認められる。また、帰国日が未定の旅行者のために帰りオープン (日本についた後、先の旅行日決定可能) の航空券を発売している航空会社も多数ある。100ドルから150ドルで有料で認めている航空券もあるが、それを払ってもオープン(帰国日変更可能)より安いことが多く経済的。



<リコンファーム>


出発の72時間前までに利用する航空会社に再確認 (フライトに乗る旨の意志表示) が必要。これを行わなかった場合、当日の予約がキャンセルされる場合があるので注意すること。予約の再確認の方法としては電話または市内のカウンターに直接出向く。このリコンファームには更に自分の居場所を各航空会社に知らせるという重要な役目も帯びている。フライトの遅れ、変更、キャンセルなど重要なフライト情報を事前に航空会社の方から連絡してくれる可能性も高い。最近はリコンファームを省略する航空会社もいくつかあります、たしかに予約が消されないこともあります。


しかし理由で各航空会社に3日前までにリコンファームをすることを強くお勧めします。





1)ご予約の飛行機の時間変更がないかの最新状態の自分から能動的に再確認できる


2)ご自分の居場所(ホテル名や自宅電話番号)を再度、航空会社に伝え るによってフライトの遅れ、変更、キャンセルなど重要なフライト情報が万が一あったとき航空会社からもお客さん側に連絡しやすくなります


3)オーバーブックなどのとき席がなくなるのを防ぎます。


 (リコンファームしたひとは原則的に多少空港に遅れてついても振りえない)


4)座席のアサイン(窓際&通路際、バシネット、バルクヘッド)を再度確認できます。


5)マイレッジ登録がきちんと登録されているか確認もできます。








<ファミリーサービス>


日本航空では子供や老人の一人旅また子連れの旅行者向けにファミリーサービスを用意している。成田空港第2ターミナルに専用待合ラウンジもある。全日空でも同様のサービス (ファミリーサポートシステム) がある。





<渡航手続き>


パスポート取得、入国カード、税関書類作成等の手続きが必要。日本にオフィスのある会社の場合、何かと手配してくれるので便利。日米間の旅行では3カ月以内はビザ不用だが、所定のビザウェーバーフォームの記入が義務づけられている。それと共に、海外旅行障害保険 (病気、怪我、盗難など) の手続きもすませておくと安心である。





<国内線割引航空券>


日本ではYVUSA (片道普通運賃から30%割引の航空券)、周遊券 、無制限バス等の買い得の航空券を買うことができる。叉、日本からでもグレイハウンドバスやアムトラック国内鉄道も同様の買い得切符を購入できる。





<夫婦割引>


日本からアメリカに旅行するビジネスクラスの料金には二人目の運賃が約半額 (片道分) になる制度がある。しかし、それには住民票などの夫婦であることを証明する書類が事前に必要である。





<オーバーブッキング>


航空会社には当日来ない乗客を見越して多少多めに座席を売るため時に何人かの乗客があぶれて乗れないことが生じる。こうしたトラブルを回避するため、前述のリコンファームを確実に行い、かつ時間に余裕をもって早目に空港に到着しチェックインを済ませるのが賢明である。





よいご旅行を!





瀧波雅彦





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