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テーマ:2006のじぎく兵庫国体(15)
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的を狙うスポーツといえば何を思い浮かべるだろうか? アーチェリーと答える人も多いだろうが、実はあらゆる球技が的を狙うスポーツである。 格闘技ボクシングでも的を狙っている。そういう目でみれば的を狙っていないスポーツってあるのかと思ってしまう。 アーチェリーは的を狙うスポーツではなく矢を「射る」スポーツである。 たとえば野球はボールを「投げ」ボールを「打つ」スポーツというように。 サッカーをボールをゴールに入れるスポーツと言わずにボールを「蹴る」スポーツというように。 アーチェリーの指導者に話を聞いたことがあるのだが、「的を狙う」という行為は人間が普通にやっていることであり、それほど難しいことではないそうだ。人間はモノを見るときに無意識のうちに「モノの中心」を見ているという。 それなのに必要以上に的を狙いすぎるために、矢を「射る」リズムが悪くなったり、矢を置きにいく(野球で言う球を置きにいく、バットに当てにいくなどとよくにている)ことが多いという。僅かな体の動きに微妙な心の動きが反映し、点数としてはっきりと現れてしまう競技であるがゆえに、スポーツの核心を現しているのかもしれない。 のじぎく兵庫国体アーチェリー競技は加東市で開催 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.12 18:15:15
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