夢見る力
有名なカバリストである故コレット女史の、12人の弟子のうち1番弟子といわれているキャサリン・シェインバーグ女史との写真です。彼女の著書「夢見る力ーイメージを使って真実の自分を知る」という本が出版されたばかりですが、これはそれに先立って行われた昨年のクリスマスのときの同題のセミナーです。カバリストとはカバラの実践者のことです。ではカバラとは?ユダヤの神秘思想ですが、一言でとても説明できない奥深い、古代からの叡智。そしてカバラとは「受け取る」という意味です。(この深淵さ)内なる「目」を開き、見つめ、そして「受け取る」のだそうです。ユダヤ教カバラは伝統的に男性にのみ伝えられますが、地中海ユダヤ人の家々では、しばしば女性も学ぶことを奨励されるそうです。私は縁あって、ユダヤの数秘術を紹介され、アカデミックに勉強したことはないものの、約5000人くらいの人を実際に見させていただき、経験値として蓄積させていただきました。それまで一切占いなどの類は信じていなかったのですが、そのあまりのシンプルさに比べて、数字の示すある種の明らかな共通項に、驚き、納得しました。なんと実用的なものかと思いました。しかしこのキャサリン女史のワークはほとんどイメージを使うもので、数秘術もでてきませんでした。カバラはよくいわれている難解で謎めいた近寄りがたい体系ではなく、あらゆる宗教、あらゆる人種が共有する「イメージ」という言語を使って真理を探究するための体系、なのだそうです。そして3日間ほとんど、イメージワーク、ワーク、ワーク!でした(笑)