法律の初学者が陥りやすいワナ★
宅建受験者さんというと法律初心者さんがほとんどだと思うのですが、
そんな初心者さんが陥りやすい罠というか
見落としがちなポイントをご紹介です。
テキストを読んでいるときに何気なく読み流してしまっている言葉の中に実は重要なポイントがあったりします。
まずは
「取り消し」と「無効」
普通の言葉の意味としては似たようなものなのですが、実は似て非なるもの。
権利関係民法の最初のほうでこの2つの言葉が出てくるので
注意してくださいね。
取り消しというのは法律効果は一旦発生し、取り消しという意思表示によって無かったことになるということ。
そして無効というのは法律効果は一瞬たりとも発生しません。
次に数字を覚えるときの注意。
法令上の制限では数字を暗記しなきゃならないところが多いですが、このとき、数字だけを覚えるのではなくて
その後の言葉に注目です。
「以上」なのか「以下」なのか「超える」なのか「未満」なのか。
試験ではジャストの数字を聞いてきてひっかけるので、このキーワードを覚えていないと折角数字を覚えていても意味がありません。
それから「相手方」とか「当事者」などの人を指す言葉。
相手方と言ったら契約をしている相手だけを指しますが
当事者といったら双方を指します。
他にも色々あるのですが、まずはこういったポイントを読み流さないように注意してみてください。
法律の初学者であればあるほど、こういった細かい言葉を落としがちです。
が、
これで点数は何点か増えます、確実に。。。
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