たっきーの餃子部屋

2005/10/11(火)20:45

アジアの餃子

餃子のネタ(35)

とうとう、餃子の話をはじめるとしよう(祝!) アジア(ここでは日本以外のアジア、と定義する)での餃子の主流は「蒸し」餃子、そして次は「水」餃子である。 日本で「餃子」といえばたいていは焼き餃子のことを思い浮かべるかと思う。ラーメン屋にあるのは間違いなく焼き餃子だし、餃子専門店はやっぱり、焼きである。 ところが、アジアで「焼き餃子」というと、 具が古くなってきたから焼いて食べよっか! という、極めて格の低いイメージでしかないのだという。。。それを初めて知ったときはけっこうショックだった。というのは、僕は焼き餃子が大好きである。子供の頃、親から餃子の巻き方を教わった。それが楽しくて、餃子を巻きたいがために「今日は餃子!」と親にリクエストしていたくらいだから・・・。 おかげで餃子の作り方には自信がある、おいしく焼けますぞ。おいしい材料もいろいろ知っている(これは今後おいおい公開していきます)。年に数回、妻の実家に帰ると餃子を作ってくる。みんなに美味しいオイシイと言って食べてもらえるのは本当にシアワセなのだ。 しか~し!アジアでこれをやるとまずい。もし僕が国際恋愛なんかして、実家で「餃子でも作りますよ」っていって「焼き餃子」を出してしまうと、、、 「もうこなくていいから・・・」 って言われてしまうかもしれん。よかった、妻が日本人で・・・。 で、アジアでは写真にあるような点心で出てくるのが主流だ。こっちにきてこういうのをもう何度も食べた。たしかにおいしい。皮の蒸し具合が良いときれいな透明で食欲もそそるし、中の具材もいろいろアレンジされていて、食べる前の期待値は焼き餃子よりもあると思う。焼き餃子の具ってだいたいどこ行ってもそんな変わんないからな~。 餃子屋を開くとき、「焼き」専門にするか、「蒸し」技術も取り入れるのか、もう少し時間をかけて考えてみようと思う。せっかくアジアにきてるんだから、アジアの「おいしさ」も日本に届けられたらいいな~、とも思う一方で、「いや、オレのルーツは焼きなんだ!」と、かたくなにこだわりを見せる、どっちがいいだろうか?

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