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たくまこ

れいじと。

ハードボイルドなの。



その朝は、いつもと様子が違っていた。
そう、私立探偵という職業についてからというもの、私はそのような第六感を大切にしている。
そうしなければ、明日、私の名前が新しく地方新聞の三面記事の片隅に載ることになる。「第六感なんて。」と笑っていた同僚が幾人も犠牲になっていったのは紛れもない事実だ。

目覚めの煙草の煙が、何故か今日はまっすぐにのぼらない。
こういう日には何か面倒な事件が持ち上がる前兆なのだ。

私は目の前に迫った予感が、事実として眼前に現れる前に朝食を済ませ、シャワーを浴び、験を担ぐ時に着るツーピースに袖を通した。

その時、


トゥルルル、トゥルルル。

不幸を告げる電話が鳴った。いつも始まりは一本の電話からだ。


「はい。」
私は電話を取る。

「・・・・・・・(サーーーーー)」遠くの方でノイズが走る。
「・・・もしもし。」
「・・・・(サーーーーー)くらーくダナ?」機械で声を変えた男の声。
「そうだが、お前はだれだ。」
「・・・・・キサマ、イロイロト、カギマワッテイルヨウダナ。・・・イイカ、コレハチュウコクダ、イノチガオシケレバ、コレイジョウノセンサクハ、ヨスンダ。・・・・・」
「忠告?」私は問う。
「ソウダ。キョウハクトモイイカエテモイイゾ。デハ。・・・・(ガチャ。・・・・プーーップーーーップーーーッ)」

電話が切れた。
どうやら、やつらは本気らしい。
私にとって、このような電話は行動を開始しろという電話にしか聞こえないのだ。

受話器を置き、相棒のダイヤルを回した。
「私だ。クラークだ。」
「あぁ、どうした?パーティでも始まったのか?」相棒の癖だ。面倒なことが寧ろ楽しさに変わるらしい。
「そうだ。とびっきりの奴だ。」私は用件を相棒に伝えた。
「・・・なるほど!そいつは面白そうだ。いま某都市の首長の会合に出席しているが、その極秘文章を入手した後、そちらと合流する。いいか?」相棒は話しが早い。
「OKだ。では今から三十分後にブルー・ミルク・ストアーの1Fで集合だ。」私は言った。
「了解した。では。(ガチャ)」



事態は動き出した。もう、一刻の猶予も許され得ない。
私は愛車に飛び乗ると、二度、アクセルをふかし、合流ポイントへフルスロットルで向かった。
平日の朝も十時をすぎれば、思ったよりも交通量が少ない。怪しい車両があればすぐに目につく。
好都合だ。

ルート24を抜け、ジャンクションに飛び乗る。



その時だ!

モノトーンにカラーリングされた猛スピードで接近する車両!!

(奴ら(組織)だ・・・・・・!!!)


こんなところで仕掛けてくるとはな。しかし、奴らは私の愛車のスピードにはついて来れまい!

私は窓から顔を出し、愛銃デザートイーグルを構え、マグナムを撃ち込んだ。


ドゥゥン!!

奴らの車の左前タイヤにマグナムが突き刺さる!!


キッキイイイイイイイイイイイイイ!!!!

バランスを失った車体は激しく回転し、中央分離帯に激突した!


ドォォォォォォォッンンンンンン!!

炎を上げて爆発する車両・・・・。
相手が悪かったな。しかし、奴らは本気のようだ。
相棒との合流地点に向かわなければ!



私がブルー・ミルク・ストアーに着いた時、相棒は既に私を待っていた。

「黙ってコレを見てくれ。」相棒はそう言って、一枚の写真を私に示した。

「これは?!」その写真は、驚愕の事実を映し出していた。
「そうだ。それが奴らの金づるだ。場所も突き止めた。すぐに向かうか?」
「もちろん!」誰があの写真を見て黙っていられるだろう?いや、そんな奴はいない。
大体、私がこの業種で生きながらえてきたのは、直感で即断をしてきたからなのだ。
とまどえば、待つのは棺桶だ。


私と相棒は、それぞれの車に乗り、奴らの地下組織へと向かった。
そう、積年の願いを叶えるために。
このために、危険な任務を幾度となくかいくぐってきたのだ。
もう少し、
もう少しだ。

愛銃のカートリッジに残った残弾数を数える。

7発だ。

今日の俺はついている。大丈夫だ。


そうして、私達は目的地に着いた。
周囲を確認しながら、内部に突入する!

しかし!


・・・・静かだ。静かすぎる。
私は、目の前のその光景が信じられなかった・・。
様々な禁制品が、ベルトコンベアに乗って流れている・・・!!

なんて事だ!
こんな結末があって良いのだろうか。神は死んだ、とニーチェは言った。
しかし、しかしだ!!

白い顆粒状の粘着質の物体上に、色とりどりの扁平なモノが・・・。
中には、綺麗な赤色の粒や、
真っ白で透明な物体、
黄色のふわりとしたものまで!!



やっと理解した。

やつらめ・・・・・

私は悔しさと喚起の入り交じった感情を抱えながら、



流れてくる











寿司を

ほおばった。



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はい!
というわけで、
おととい大学の友達と、
回転寿司を食べに行きました。

おいしかったです!

ちなみに、友達は「知事リレー」っていう授業を取っていて、その配布レジュメを取ってから、ローソンで合流して、お寿司食べました。
ブルー・ミルク・ストアーってのはローソンです!
モノトーンの車はスピード違反で捕まりかけたパトカーです!



ぐだぐだ。


(2005.4.28)

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