タコ社長,オーストラリア・メルボルンのスローライフな日々

2005/06/12(日)08:58

タコ社長、オランダ系の連れ合いと一緒なら、いつかは本物の社長になれるかもしれない

オランダ系の連れ合い(85)

今日の写真   骨っぽいラム肉 「早く支度して、アウディーに行くんだから。」週末にオランダ系の連れ合いがいう。民族的にしまり屋の家系に生まれた彼女で、律儀にその血統を受け継いできた連れ合いが変わったのだろうか。「私が稼いであなたが使う。」一週間に一度は言われている常套句。「人生は短いんだ。私だって生きてせいぜいあと50年。お金は使うときに使わないと。」という私。連れ合いが、高級車アウディーを購入する気なったようだ。近くにショッピングセンターにできたというアウディーに向かった。それにしてもこの変わりようは、どうしたのだろうか。 日本で大ヒットしたあの「マルサの女」がこちらでも上映されたことがあってTVでも放映された。題名は「Taxing Woman」だった。その中で、主人公の守銭奴が言った言葉が思い出される。「金持ちはどうして金持ちになったかわかるかい?お金っていうのは、ちょうどこのコップに溜まった水みたいなもんで、貧乏人はいっぱいになる前に飲んでしまう。だからいつまでたっても貧乏人だ。金持ちはね、これが一杯になっても飲まない。あふれるまで待つ。そして、あふれたのも飲んじゃだめだ。舐めるんだ。ただ舐めるだけだ。」そんなようなことを言っていた。 ショッピングセンターに着いてすべてが分った。アウディーとは車の会社ではなく、新しくできた「格安スーパーマーケット」のことだった。売り場の棚がなく、箱が無造作に積んである。従業員が少なく、セルフサービスみないで買いに来ている人も、言っちゃ悪いが寝起きにパジャマで来たような人が多い。レジがこれまたすごい。レジの人が少ないからまるで戦争状態だ。 「これなんかセーフウェーで売ってる半分の値段よ。」私自身はセーフウェーでいくらで売っているのかまったく知らないし関心もないのでただ頷いているだけだった。オランダ系の連れ合いの両親は、父親が52歳でリタイヤして仕事をしていない悠々自適の生活をおくっている。しかし、私の連れ合いはこの両親にこアウディーを勧められたとのこと。 「マルサの女」じゃないが、いつか本当の本物の社長になれることを夢見ているタコ社長、連れ合いといっしょなら、私生活でもいつか「お金持ち」になれるのかも知れない。頼もしい家族とともにやっていくことにしよう。それにしても、あのアウディーのスタッフのあまりにオーストラリア的なサービスには圧倒された。 人気blogランキングへ クリックよろしくお願いいたします。

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