つれづれなるままに

　昨日の夜は大変だった。
いつもだとお風呂から上がったらノンはおっぱいを飲みながら寝るのに
昨日はまだ遊びたいモードだったらしく寝ない。
　最初は抱っこしたり遊んだりしてダンナとあやしていたけど、だんだんと
グズグズ言い出した。
　そしてどうかしちゃったのかと思うくらい大泣きになった。
　
　寝返りするようになってあんまりぐずぐず言うこともなく

「物わかりできるようになってきたね」

と二人で勝手に喜んでいたもんだから、この大泣きにはさすがに焦った。
もう抱っこしても、おっぱいやっても

「体どうかなってるのかな？服脱がしてみよう」

と言って服を脱がせてるときもいつもだと喜ぶのに大泣き
　そのときダンナがノンのハナクソをとろうとした。私は泣いているときはかわいそうと
思って、

「やめんね」

と言ってしまった。ダンナにしてみれば、泣いているノンを楽にしてやろうと思ったんだ
ろう。その私の言葉に

「好きにしろ！俺だってノンのこと考えてしてるのに」

と言って二階に上がってしまった。
　そんなつもりじゃなかったのに…。

　それから今度は私が泣きながらノンの服を着替えさせた。
ノンは大泣きして汗まみれだったが、着替えると機嫌がよくなって
ニコニコしていた。
　そのノンの笑顔を見てまた

「ノンちゃんごめんね。お父さんごめんね。」

と言いながら泣いた。


　翌朝、ダンナに謝った。最初はちょっとだったけど
私が作ったケチャップ炒めご飯がおいしかったらしく、

「こいのおいしかけん許す」

まっ、とりあえずよかった～

　その後、ダンナは食べ過ぎたらしく具合悪くしていた。
ちょっと笑う