先週、入院時代のクラスメイトのママから
電話がありました。
takuのルームメイトだったペルテス仲間の
彼が退院することを知らせる電話でした。
takuより先に入院していた彼だけど、ペルテスが
治っても他の病気を抱えていた こともあり
後から入ったtakuの方が先に退院したのです。
入院したばかりの頃、takuの遊び相手になって
くれた。彼が病院にいてくれたお陰でtakuは
随分救われたと思う。
私にとっても、とてもありがたい存在だった。
寂しがりや、そして甘えん坊。
時々、私にもすごく甘えてきたりした。
自分の気持ちを表には出さず強がっているような
ところがあって・・・。
それが我がままな態度になってあらわれたりして
takuも入院生活に慣れた頃、一時彼を避けて
離れていた時もあった。それを見ていた私は
彼の気持ちを思うと複雑だった。
でも、takuのどんな気持ちの変化か入院生活
最後の一年は、また元のように仲良しになって
私もホっとしていた。
退院してからも、時々は会いに行って一緒に
出掛けたりした。
でもtakuがスポ少に復帰してからは休日
忙しくて疎遠になってしまっていた。
( 春休みに会えたらいいな)と思っていた
矢先の連絡でした。
いつかは退院して行くと思っていたけど
takuもびっくり・・・。
その翌日、いいタイミングの雨でスポ少の
練習が中止になり友達親子と一緒に彼に
会いに行きました。
久しぶりに会っても相変わらずの仲良しぶり。
遊んで、お喋りして、いつもの様に
『じゃあね』と別れた。
『さようなら』とか『元気でね』なんて
言えなかった。
今までは病院に行けばいつでも会えると
思っていたけど・・・。
これが最後かもしれないんだな。
2、3日して彼から手紙が届いた。
退院を知らせる簡単な文面で、不器用な
彼のこと、きっと病院の誰かに言われて
書いたのだろう・・・と感じた。
なんだか寂しい。
でも彼にとっては新しいスタートなんだよね。
ペルテスっていう大きな病気を乗り越えた
彼だもの、これからも元気に笑って
生きていけるでしょう。
元気でね。
いつかまた・・・会えたら良いね。