ぽれぽれ

痛い、とにかく痛い…
授乳が辛い…思い出す出産直後の授乳のこと。

「いっちにぃ～のさんっ！！」の（心の奥の）掛け声で
瑞喜に授乳する私である。
助産婦さんに「傷口を守るためラグビーボール抱きで方向を変えて
授乳すると痛さが軽減されるよ」とアドバイスをいただいたが、
活発になった瑞喜は新生児の時のようにうまくいかない。

「○△×☆＠％＃！！！」

そんな感じなのである。
しかし、子供は敏感である。痛さを我慢する表情に
驚いてしまい、乳首をすぐに離し…泣きそうになるのだ。

いけない、いけない。
瑞喜を怖がらせてはいけない。
おっぱいは「精神安定剤」の役目もあるのにぃぃ。
逆効果になるではないか。

激痛で変な汗が出るが、必死で笑顔。

そんな私についた名前が「にわかせんぺい」である。
ちなみに博多のおせんぺい。なかなかイケる。