｀∀´）ニヒヒヒ…

新年のカウントダウンが始まった。

俺はまだ外に居た。

味方の砦まで、必死に走り帰ってる途中だった。

何故か外に居た…。

右手20メートル先にある堀では、敵のマシンガンがズラッと並んでいる。

その銃口は俺達に向けられて、その時を冷たく待っているようだ。


３！

味方の建物まで10メートル！

２！

必死で走った！

１！

「ガガガガガガ！」
フライングぎみに放たれた弾丸が俺の足下をかすめて行った。

０！

「ハッピーニューイヤー！」

「ガガガガガガッ！」
「バリバリ！」
「ダダダダダダッ！」

撃ち合いが始まった。

俺は地面に伏せた！

間に合わなかったのだ。

味方の砦は堅く閉じられてしまった…。

頭の上を飛び交う銃弾！

耳が引き裂かれそうな程の大音量！

恐怖で身動き出来ない…。

何故だ…何故こんな事に…。

自分の運命を覚悟した。

死だ…。

こうしていても、いつかは撃たれるだろう…。

ウッ！

膝に銃弾を撃ち込まれた！

…意識が遠のいた…。



は！眼が覚めた。

…これが初夢だった…。