`∀´)ニヒヒヒ…

2003/10/14(火)06:17

グッド・オールド・ロックンロール 後編の前編なのだ

「君等、マイクのテストをするから、声を出してみてくれるか?」電器屋のご主人が、汗をいっぱいかきながら言った。本番前の音調整だ。「…はぁ…」目の前にあるスタンドマイクに声を出してみた。「ああ…テステス」…?…。何も聞こえない…。「OK!OK!バッチリじゃ!」離れた場所で親指を立てて言った。…!?\◎0◎/バッチリかよ!「あの…僕等にはさっぱり聞こえないんですけど…」「はぁ?良いの、良いの!お客が聞こえれば。ニヤッ」(ニヤッじゃね~よ!自分の音が聞こえないと、どこを弾いてるのか解からないぞ)゚∀゚)<<<嫌な予感…って、いうより、来るんじゃなかった…。´Д`)ふっ…。K「ま、何とかなろう…」ギターのKが飽きれたように言った。P「そうそう、何とかなるわ。くくく」お前が言うな!俺「あの…スピーカーは何処へあるんですか?」「は?…ああ、あそことあそこ」主人の指差す方向を見た。オ~マイ!ガッ>◎∀◎<<<<<!ハンドスピーカーだった。よく体育の授業とかに、「集合!ガァ… ぐずぐずするな~遅い奴ガガガ…はグラウンドをもう一周させるぞ~!ピ~ッ…」って、熱血教師がジャージ着て、手に持ってしゃべるマイク。あれが、左右にある街灯に取り付けてあった。゚Д゚)<俺達には聞こえないはずだ…。(ーー;)「あれを取り付けるのに苦労したんだよ~。はははは…」爽やかに言う主人。もっと、他の事で苦労してくれ~~!!ヽ(`Д´)ノ=3=3K「…わし…帰りたい」 ̄ー ̄)俺「俺も…」 ̄ー ̄)P「お~い、早くやろう! なぁ~!」(⌒0⌒)/~~唄う事の無いPには、興味無い事のようである。TДT)K「ま、やるしかないな…」俺「…だな…」P「お~い!早くやろう~!」ガクッ(≦л≦)俺はベースギターのアンプの音量を調整した。ボン、ボン♪隣では、Kがギターアンプの音量を調整していた。ビン!ビン!かなり大きな音量だった。当然、ミキサーなんかある訳がないライブだった…。´Д`)(なんか聞こえないなぁ~…)俺は自分のボリュウームをもっと大きくした。*゚ー゚)Kも(ち!ベースばっかり大きくしやがって!)と、思ったのか、自分の音をさらに大きくした。*゚ー゚:)俺、(また、大きくしやがった!よ~し)`Д´)=3ボリュームを最大にした。…Kも最大にしたらしい。こっちを見て笑ってる。ニヤッ…俺も、ニヤッ。フフフフ…。「よし!いくぜ!」Pがスティックを叩いて、カウントをとる。カッ!カッ!カッ!カッ!♪バ~ン!♪グッド・オールド・ロックン・ロール♪が始まった。後編の後編につづく。

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