たくたくコラム Blog出張所

2007/07/04(水)23:12

古きよき町並み 「シンガポール 2007」

シンガポール(302)

歴史よりも生活風景、それを目標に紹介しているわけですが、この「イメージ・オブ・シンガポール」自体が生活紹介を重要視しているようです。人々のかつての生活の風景が生き生きと描かれています。日本の歴史にはなぜか貧困、飢餓、高額な税金というイメージがただよいますが、それは曲がった歴史解釈です。例えば阪神大震災やサリン事件などの記録が残り将来、平成は「大災害が多い荒廃した時期だった」と言う説明がされる可能性だってありますよね。大災害の記録は良く残りますが、普通の生活の記録は残りにくいものです。 シンガポールと同じ様に日本の過去はゆったりした時間が流れていたのではないでしょうか。シンガポールの文化紹介施設ではありますが日本の昔をかなり強く感じてしまいました。特にシンガポールは海に近いこともあって、港町の雰囲気を感じさせてくれます。私が生まれ育った呉、そして大阪や神戸も港町で、いろんな物資が流通していました。豊かとは言わないまでも日本の過去も日々楽しい変化があった生活だったように感じます。 道端で大人がゲームを楽しむ姿、日本では将棋や碁だったかもしれません。最近はすっかり見かけなくなりました。シンガポールでもまず見かけることはありません。それでもシンガポールはオープンなお店も多く、外の空気を楽しむ文化が日本より強く残っているような気がします。 さて次に進みます。

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