たくみ研究所

2007/02/21(水)08:38

体操の黒田真由選手がメダルを獲るには

体操(40)

女子体操の段違い平行棒で、世界のレベルでも上位の能力を持っていて、昨年、一昨年と2年続けて体操世界選手権の女子種目別段違い平行棒に出場し、2年とも4位だった黒田真由選手、昨年の段違い平行棒での4位のあと、黒田選手が「昨年と同じ(4位)、というのはやはりくやしい、(今年は)メダルが欲しかった」というようなコメントをした、と新聞に書かれていました。 昨年、一昨年とも、体操の世界選手権のテレビ放送を録画していた私は、この2回の大会での黒田選手の段違い平行棒の演技を見てみましたが、2回とも、降り技は屈伸の2回宙返りでした。 他の外国の上位に入る選手たちの降り技は、ひねりをいれたムーンサルトとか、あるいは伸身での2回宙返り降りをしています。 黒田選手も降り技を練習して、他の外国の選手たちのように、降り技をひねりをいれたムーンサルトとか、伸身での2回宙返りとかをやれば、メダル獲得の可能性がさらに高くなるのでは、と思いました。 一昨年の世界選手権では、アナウンサーが、黒田選手の演技のとき、「10点満点の構成の演技で(10点満点制は今は廃止されましたが、一昨年の世界選手権時点ではまだ10点満点制でしたね)このメルボルンに乗り込んできました」といっていたので、演技の難易度は十分なのでしょうが、さらに降り技を高度なものにすれば、世界選手権クラスの大会での、日本女子選手の数十年ぶりの(たしか)メダル獲得がなされるのではないか、と思います。 いずれにしても黒田真由選手、おそらく来年の北京オリンピックにもほぼ確実に出場することでしょうから、黒田選手の活躍に期待したいと思います。

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