たくみ研究所

2008/05/07(水)15:21

NHK杯体操選手権兼北京五輪代表選考会

体操(40)

NHK杯体操選手権兼北京五輪代表選考会、終了して北京オリンピック代表選手が決まりましたね。 男女ともに、北京オリンピック代表選手は、まず順当な顔ぶれになった、というところでしょうか。 男子のNHK杯体操選手権の優勝争いは、やはりベテラン冨田と若き新鋭、内村の一騎打ち、といったところで、今回は、ベテラン冨田の経験がものをいった、というか意地を見せた、という結果だったと思います。 アテネ五輪経験者は、冨田選手と鹿島選手の二人となりましたね。 驚いたのは、鹿島選手、鉄棒で、まずコールマンで失敗して落下し、次に難度を下げて挑んだコバチでまたも失敗して落下したシーン。 2003年のアナハイムの世界選手権で、鹿島選手は種目別の鉄棒と鞍馬で金メダルを獲得しているので、鉄棒も鹿島選手にとっては得意な種目だと思っていたのに、よもやの2回落下には驚きました。 男子は個人総合3位までは自動的に北京五輪出場権を獲得し、残り3名はつり輪とあん馬を強化した人選にするとのことで、鉄棒での落下もあって鹿島選手3位以内に入れず、北京五輪出場は消えるか!?とも思いましたが、あん馬の得意な鹿島選手、鉄棒での2回の落下があったものの、北京五輪代表選手に選ばれました。よかったです。鹿島選手がひいきの私にとっては。 いえ、別に他の選手がきらい、というわけではありませんが。 それからもうひとつ少し驚いたのは、ここ数年、日本のエースの冨田選手にも勝るとも劣らずという活躍をしていた、という感のある水鳥選手が、不調のため得点を伸ばせず、北京五輪代表からもれてしまったこと。残念でしたが、くさらずに気持ちを切り替えて今後に向かって進んでほしいです。 それから、例によって、他の選手がきらい、というわけでは決してありませんが、ぜひ北京五輪代表に入って欲しかったのは若き新鋭、内村選手。代表選手になれてよかったです。 19才、と若い内村選手、若き新鋭に、これからの日本男子体操界を引っぱっていってほしいので。 それにしても内村選手、19才という若さの上に、たしか身長が160cm、と小柄なせいか、選手たちの中でひときわ若く見えますね。まだ「少年」といったふうで、可愛い、というか。 北京では遺憾なく実力を発揮してほしいです。 五輪3大会ぶりに団体出場権を獲得した女子では、個人総合5位までが自動的に北京五輪出場権を獲得し、あと1名は得点の内容や種目によって選ぶ、ということでしたが、段違い平行棒が得意で、ここ数年ずっと世界選手権にも出場している黒田真由選手、5位以内に入れませんでした。 黒田選手の自動的での北京五輪出場権獲得はなくなってしまって、あと一人はどの選手になるのか、と思っていたのですが、そのあと一人、黒田選手に決まってよかったです。 くどいようですが、決して他の選手がきらいなわけではありませんが、私は黒田選手に北京五輪に出場してほしかったので。 北京五輪で男子は、また団体総合優勝して、アテネ五輪の再現をしてほしいです。 女子も少しでも上位を目指してほしいです。

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