元種液種が完成したら、今度は元種を作ります。(レシピでは酵母種という言い方をしてます。) 液種と粉を混ぜ合わせて発酵させていきます。 ここで使う粉ですが、全粒粉を使えば発酵力が強い元種になりますが、酸味が出やすくなります。 強力粉を使えば発酵力はやや弱いですが、ハード系、菓子パン系を問わずいろいろ使えます。 好みなので、それぞれお好きな方でいいと思いますよ! ハーフ&ハーフというのも有り!ですよね。 割合は粉:液種 1:1 例えば粉100g、液種100gということです。 用意するもの ・容器(今回は密閉出来る物でなくても大丈夫) ・液種 ・粉(全粒粉or強力粉) 1日目***液種と粉を混ぜ合わせる ヘラなどで軽く混ぜればO.K 蓋をして2倍くらいの量になるまで発酵させる 2倍になったところ 分かりにくいですが、プクプク気泡が出てます♪ ヘラなどでかき混ぜてガスを抜いて、蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせる 2日目***1日目の種に今度は液種:水:粉を1:1:2で混ぜる 例えば50g:50g:100gのように 水は浄水したものを使用 蓋をして2倍くらいの量になるまで発酵させる ヘラなどでかき混ぜてガスを抜いて、蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせる 3日目***2日目の種に今度は水:粉を1:1で混ぜる 蓋をして2倍くらいの量になるまで発酵させる ヘラなどでかき混ぜてガスを抜いて、蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせる 4日目***3日目と同じ作業をする これで元種の完成です!! 長い工程ですね・・・。 最初に仕込む量ですが、工程ごとに量が増えていくので、少な目の方がいいと思います。 例えば・・1日目に液種、粉を100gずつ(合わせて200g)にしたら、2日目は25g:25g:50g(合わせて100g)というように仕込む量を減らしてもいいんです。 ずっと同じ量でやっていくと、かなりの量の元種になります。 画像では容器の中でやっておりますが、量が多い時など、ボールの中でやって容器に移した方がいいと思います。 2倍になるまでの発酵時間は気候や気温にもよりますが、1日目は6~12時間くらい、2日目は3~4時間くらい、3日目は2~3時間くらいと短くなってきます。 そして私は冷蔵庫で一晩寝かせてから次の工程に入りますが、ガス抜きしてすぐに次の工程に入っても問題はありません。 4日間かけて元種を作ってますが2日目の工程が終わった種からパン作りは出来ます。 ですが発酵力の強い、いい元種にしたいので、私は4日かけてます。 保存は冷蔵庫でして下さいね。 ジャンル別一覧
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